“2007年・6月3日――レズビアンの尾辻かな子が、同じくレズビアンの木村真紀と結婚式を挙げる。 尾辻かな子は、日本の政治家として初めてカミングアウトした人物だ。 式場である名古屋市の池田公園には、友人・知人・家族・支持者・民主党員・報道陣など、千人の人々が集まった。 さらには、小沢一郎(当時・民主党代表)、鳩山由紀夫(当時・民主党幹事長)、太田房江(当時・大阪府知事)などからも祝電が届く。 千人もの観衆を前に、純白のウェディングドレスをまとって二人は現れた。 ステージに昇った二人に、神父が問いかける。 「病めるときにも、健やかなるときにも、他の者が見捨てるようなときにも、伴侶として守りますか?」 尾辻も村木も、「誓います」と共に答えた。そして結婚の指輪を交換し、互いに唇を重ねたのである。 落選した途端、尾辻と木村は「離婚」した。 そして、同性愛者を売りにすることを尾辻はピタリと辞めたのである――カミングアウトしたことさえなかったように振る舞いだした。 この姿勢は、「忍法・虹隠しの術」と当事者から揶揄される。 余計な肩書をつけなくなって六年後――参議院議員選挙で尾辻は無事当選した。 「結婚式」のことについて、尾辻も木村も口を閉ざしている。 一方で木村真紀はと言えば、なぜか村木真紀と名前を微妙に変え、 「虹色ダイバーシティ」 というNPOを設立した。 恐らくは聞いたことのある人も多いだろう―― 自治体や企業に対して 高額の料金で講演を 行っている団体だ。 木村こと村木は、かつては「ダイバーシティ研究所」という財団法人の理事も兼任していた。 この「ダイバーシティ研究所」の 事務所があるのは 西早稲田2-3-4のビルである ――過激派左翼団体が集まっていることで有名な建物だ。 この「ダイバーシティ研究所」の大阪支部は、2019年まで「虹色ダイバーシティ」と同じ住所であった。”
— 8.「結婚式」を挙げた活動家の末路。 https://kakuyomu.jp/works/16816927860040342257/episodes/16816927861248321094 (via moja-co)

















