オークションで購入した記事のため、もともと何に掲載されていたものなのか不明。2004年7月にロサンゼルスでJoshua Seidnerさんという方がインタビューした内容に基づいた記事です。以下の内容は記事の全訳ではありません。
「少し道に迷ったよ。今年の1月に一度来たことはあるけれど、その時はほんの2日だけしかいなかったから。今回が本当にこの街を訪れる初めての機会だ。幸運なことに、ここには友達の Franka Potenteがいるんだ」
「僕が泊まってるホテルでドリュー・バリモアとキャメロン・ディアスが朝食を取ってるところを見ただけ」
・パーティで出会ったある男性と交わした会話について。
「僕がベルリンから来たと話すと、彼はベルリンの壁が崩壊した時の、ある少年とその母親についての ”Stalin is Dead” って映画を見たことあるかどうか尋ねてきたんだ。僕は、その少年を演じたのは僕なんだよ、それと実はその映画は “Goodbye, Lenin!” っていうんだと彼に伝えたよ(笑)」
・「あなたが(演技の)正規の訓練を受けなかった理由のひとつは、みんなが同じ物事に向かって到達しようとしたり競争しようとしている人たちに囲まれる環境が好きじゃないからだと読んだことがあります」
「うん。同じ理由で、ハリウッドも僕をナーバスにする。みんなが業界人だ。僕は自分の周りに普通さが必要なんだ。だってこの仕事そのものが非現実的なものだから。バランスが必要なんだよ、俳優やディレクターやプロデューサーだけ(がいる環境)ではなくね」
Nichts bereuenの映像特典のバイオグラフィーで、演劇学校には通わなかったことに触れられてました。
才能は生まれつきのもので、演劇学校等には通わず独学である、というようなことが3行目あたりから書いてあります。これ以外でも2000年代前半のインタビューを見るとこの話題がたびたび出てきてます。
「プライバシーと自由な時間が本当に必要。旅行したり、あるいはただベルリンの自宅で過ごしたり、自分とは違うことをしている人たちを観察したり(その人たちと)話したりするのが大好きだ。なぜなら演技とは、(自分ではない)他の人たちについてのものであって、俳優であることについてのものではないのだから」
・「でも、あなたはそこ(ベルリン)ではとても有名ですよね。人々はあなたのプライバシーを尊重してくれますか?」
「うん、とてもよくしてくれるよ。「グッバイ、レーニン!」以降は少しだけ変わったけど、でもここ(LA)みたいじゃない。それにぼくはブラッド・ピットじゃないから、やりたいことはなんでもできる。ベルリンではかなりの匿名性があるんだ」
「幸運なことに、(ベルリンには)パパラッチはあまりいないんだ。他の女の子やらなにやらといるところを撮ろうとつけ回すような彼ら(パパラッチ)がいる、イギリスやイタリアみたいなことはないよ」
・「あなたは最近「他の女の子」と過ごしたんですか?」
Nichts bereuen で共演したヒロインのジェシカ・シュヴァルツとこの当時付き合っていました。
・インディペンデント映画にとても心惹かれるという話。ドイツには、例えばチャーリー・カウフマンのように自分で書いた脚本から映画を製作するガッツのあるプロデューサーはいない。時々アメリカに憧れるのは、とても尖ってて奇妙でクレイジーな映画にもお金をつぎ込む勇気があるところ。
・「ラヴェンダーの咲く庭で」に出演することになった経緯について。
「ハンス・ワインガルトナーとは2つの映画を撮った。” Das weiße Rauschen”、「ベルリン、僕らの革命」、どちらもドグマ的な(Dogme-like)作品だ。僕はコペンハーゲンでのフェスティバルに行った時、 Dogme houseを訪れたんだ。 そこは、ディレクターたちが自身のコテージで執筆したり仕事をしているところだ。そこで英語での時代物映画の企画について話すプロデューサーに会い、ヴァイオリンを弾けるかどうか尋ねられた。彼女は僕をある役に推薦したと言って、それから数週間後に僕のエージェントがチャールズ・ダンス監督からの電話を受けたんだ」
Dogmeが分からなくてぐぐってみたんですが、ドグマ95のことなんですかね?
・How did you reconcile yourself with the language barriers between you and your character?
うまく訳せないので質問は原文そのまま。「ラヴェンダーの咲く庭で」のアンドレア役についての質問です。
「正直に言えば、この映画ではあまりしゃべっていないんだ。ほとんどはポーランド訛りのドイツ語で、それから最終的に僕が話す英語は、とてもきつい訛りのあるものだ。僕が一番気がかりだったことはヴァイオリンを弾くこと――たった数ヶ月練習しただけだったから、(ヴァイオリンを弾く演技は)とても大変だったんだ。映画の中での演奏する姿は、ただ見た目だけなんだ。僕は演奏さえ出来ない。(ヴァイオリンの)弓に石鹸をつけたかったよ。そうすればみんな何も聞こえないから」
「いや、そんなことないよ。ほんの3、4年前はあるバンドで歌ってたんだ。古いテープを聞いたんだけど、ひどいものだった――つまり、僕の声はいいんだけど、僕が書いた歌詞が――」
・(歌詞を)言い換えてもいいんですよ。 “Goodbye, Lenin!”を ”Stalin is Dead”って言うみたいに。
「だめ、思い出せないよ。ずっと昔のことだから。僕はほんとにイケてる詩だと思ってたんだ、だけど……ええと、書くことは今もやりたいことだよ。脚本を書いてみたんだ。うまくいけば、来年ドイツで共同脚本家としての僕のアイディアに基づいた映画をつくるつもり」
・わかりました。それじゃあ、詩はないけど脚本はいくつかあるということで。何か他に予定はありますか?
「恋人と僕とで Highway 1を旅行することだけだよ」
Highway 1はたぶんアウトバーン1のことかな。
この時ブリュールさんが話してた企画が実現してるかどうかちょっとわかりません。作品歴見てもそれらしいのが見当たらないのでぽしゃったのかなあ。