今日のおはジャズ「The Vice 'Pres'」Paul Quinichette '54
「プレス(大統領)」と呼ばれたレスター・ヤングにソックリで「ヴァイス・プレス(副大統領)」と呼ばれたクイニシェットのアルバム。自分ならこんなあからさまなタイトル嫌だけどな。確かにこの頃は完全にコピーキャット。後に一寸オゲレツになって差別化を図ります(笑)
これ、エマーシーの初期プレス(恐らく2nd)。中央レーベルにドラマーの絵が有り、「大ドラマー」「小ドラマー」とかで見極めるとか。これは後者。なんと千円ちょっと(不人気盤はこれだから有難いw)。更に安いオリジナルも有ったけど、かなり状態が悪そうだったのでコレに。別にコダワリないので。
盤質は結構良く、チリチリ・ノイズ少しだけ。流石に音圧が高く、慌てて音量を下げる。ちょっと硬めの音。好みとしてはもっと柔らかい音が好きなんだけど、お陰でフレディ・グリーンの四つ切りが明確に聴こえます。世のギターリストはコレ聴くべし。メロディアスな経過和音がどのアルバムよりも分かり易い。
オルガンが入ってるセッション(ピアノはケニー・ドリュー!)がメインだけど、どうやらホーン・セクションの代わりみたい。音色を変えてブラス・セクションやサックス・セクションのバッキングをソロのバックで演ってる様な感じ。最初、ウザいなぁと思ったけど(笑)
で、実際にホーンズが入ってるセッションも有ります。これはカンザスシティ・シックスの再現って感じ。この人達にとって、ベイシーって本当にバイブルみたいな存在なんですね。
レスターそっくりさんクイニシェットは柔らかい音で、スローはエロい。本来サックスの役割ってこういう事だろ…って再認識させられます。60〜70年代にサックスの金管化が進み、どんどん煩い音に変貌して行くのですが、若い頃はそういう音が大好きで憧れてましたが、今は勘弁して欲しいです。湯豆腐の様なサックスの音が良いです(笑)













