“皆さんがセックスと呼ぶものに僕が辿り着いたのは、大学院の1年目、23歳の時のことです。その子は小・中学校の同級生で、中学2年の時に恋仲になりました。当時は先生たちに「恋愛は早すぎる」と反対されていたので、僕らは日が暮れてからの学校、神主のいない神社、田んぼの中など、人が来ない所でデートをしていました。 付き合い始めて1か月後に初めてしたキスは、燃えるようなものでしたよ。唇も顔も溶けて一体になる感じでね。30分以上、舌や唇を吸ったり吸われたり……相手の歯に当たってザクザクに切れて、口の中が血だらけになりました。 高校時代には、僕が洋書を買いに自分の町(大分県日田市)から博多に行く時、彼女も付いてきました。博多では誰の目も気にせず並んで歩けます。お金にゆとりがある時には連れ込み宿に一晩泊まり、裸で抱き合い、キスをし、彼女の体を愛撫していました。しかし、“その次”に進もうという気持ちにはならず、繋がることはしなかった。それは24時間365日、一緒に住むようになってからのものという気持ちが僕にはありましたし、お互いに対する尊敬の念があったからです。 高校を卒業すると、僕は上京して東京の大学に進み、彼女は地元で就職しました。僕が帰省した時に会っていましたが、僕が大学2年の終わり頃、彼女が結核に罹り、2年半ほどサナトリウムに入ってしまいました。当時、結核は不治の病といわれていましたが、絶対に治ると僕は信じ、待ち続けました。その間、一度も会えませんでしたが、「僕が愛を送るよ。それが薬だよ。元気になってね」と手紙で愛を語り続けましたね。 2年半後、彼女は病気が治り、1か月間、僕と過ごすために上京してくることになりました。僕は2人で住むための小さな三畳一間のアパートを池袋に用意しました。初体験はその最初の晩のことです。僕はそれを予定していましたし、彼女もそれはわかっていて、受け入れるつもりでした。だから、自然に小さな布団に2人で入り、キスをし、抱き合い、そして繋がりました。 行為自体はあっけなく終わりましたが、いよいよ、これから一緒に生きていくんだなという感慨は強くありましたね。今回、その時の彼女、つまり僕の女房ですが、彼女にこういうインタビューを受けるよって伝えたら、「恥ずかしい」といってましたが(笑い)、僕らはそんな風に、不思議な童話のような世界を生きてきたんです。”
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NEWSポストセブン|ムツゴロウさんが結核を患った幼なじみの彼女と結ばれるまで (via mcsgsym)
誰なのかわからずに読んでてびっくり。
(via liionc9979)













