私は思い出していた。ハーバード・ロースクールの友人であるケヴィンが、 「ヒラリーは信用できない。トランプの方がまだ信用できるよ」 と、酔った勢いで呟いていたことを。 「表現の自由」について学ぶクラスで、リベラルな教授は言う。 「共和党の指名争いは、歴史上稀に見る恥ずべき状態になっている」 トランプを「差別する人」、マイノリティを「差別される人」と表現した教授に対し、授業後の立ち話でケヴィンは不快感を隠そうとしなかった。 その決めつけこそが、ステレオタイプな差別だというのだ。 「すべての人がすべての人を差別していると言った偉人がいるけど、僕も同感だ。マイノリティだってある意味でトランプを“差別”しているんだと思う」 と説く彼の言葉は、ハーバード生だけあって説得力がある。そこで私が、 「なぜ、授業中に教授に反論しなかったの?」 と聞くと、 「一度、授業で同性婚に反対したことがある。授業が終わるとLGBT団体が僕の机まで来て、泣きながら抗議した。“あなたは私たちのことを嫌いなのね。だから、差別するのね”って。もううんざりだよ」
トランプ旋風でわかった“インテリの苦悩” ハーバードの学生がトランプ支持を表明できない事情 (デイリー新潮) - Yahoo!ニュース (via sqiz)













