“30余年前、僕の恩師である林亮勝先生が、史学を学び始める学生たちに当時放映されていたココアのテレビCMを例にして、話してくれたことがある。そのCMは高校生の男の子の目線で描かれる。男の子は、ひとりの女の子に思いを寄せている。だから、ラブレターを書く。しかし、勇気が無くて渡せない。でも「日記には渡したと書いておこう」という独白で終わる……。 日記に「渡した」と書いた以上、「史実」では渡したことになってしまう。それが「史料」であり、「史実」なのだ。そうして出来上がってしまった「史実」を、別の「史料」を使って論理的に裏付けたり、あるいはひっくり返したりするのが「研究」なのである。”
— 歴史REALWEB : 第13回 変わらない友 (via fka-shanghai)
「史実」と「事実」の違い


















