お店を開く夢を語っていた友人。
何においても「続ける」ことは難しいこと。
そう感じるようになったのは、
身をもって知ったからなのかもしれない。
毎年恒例だった誕生日にソワンカフェ。
他のお店も沢山ある中で、
ソワンへ行こうと思うのである。
友人に会いに行きたいのだろう。
ここ数年、伺うことができなかったけれど、
誕生日にかこつけて母と食事ができた。
サラリーマン時代、渇いた心を潤すように、
週に何度もこの場所へと帰った。
辛いだけの毎日のような気がしていた。
けれど、すぎてみれば、
小さな小石につまづいていただけだった。
若さゆえ、渦中にいると視野が狭くなる。
自分が先行して、一歩引いて見るなんて
器用なことができないからこそ思い悩む。
それも若さゆえ。
その時にしか体験できないことがある。
思い悩んだ日々を共に過ごした仲間が、
変わらぬ様子で、店を切り盛りする。
確かに変化しているものも感じる中で、
気持ちも一杯、お腹も一杯のランチだった。
優しいまぁるいフレンチ。
どれにしようか選ぶ時間が幸せだ。
また、どれにしても間違いはない。
料理が運ばれてくると、
お料理の内容を説明してくれる。
わたしには思いつかないような組合せに
毎度「へぇー。ほぉー。」と頷く阿呆。
美味しさをムシャムシャと頬張る。
食事量が減っているため、
こうした軽めのメニューがあると嬉しい。
今回、ケーキはお預けとなったけれど、
ソワンの甘味も絶品揃いで悩ましい。
次回の楽しみのためにとっておこう。
また会いたくなってしまうから。













