ロイ・アンダーソンの映画は、ほとんどストーリーらしい展開がない。カメラもまったく動かない。
静止画の中で人が動いているようなシーンの連続。
静かで、どこか不快なシーンも多いのに、絵が恐ろしく美しい。
すべての場面が実際の街ではなく、隅から隅までぜんぶセットとして作られているらしい。
物語を急いで追わなくてもいいし、場面の切り替わりも遅いので、画面の隅々まで観ることができる。
途中で「長いなあ……」「何なんだこの映画……」と思わないでもないけれど、観終わるとまた観たいなと思う。
Like a moving painting—no rush to follow the story, just quietly observing every corner of the frozen frame.












