3/4(日)ツナグ・カケル・ウゴク
「柳川、立花、11万石だ。」
昨秋から不定期でしたが一つの場を築くために綴って参りました「ダイクマチ作業日報」。この記事でファイナルとなります。
結果的に全然、作業「日報」では無かったのですが、この場を築き上げていく過程を少しでも残そうと思って隙間時間に書き込みを続けました。僕は昔から現場単位で過程をブログにしたり、PTA活動をブログ化したり、資格試験の勉強をブログ化したりしてきました。無料サービスで、多くの方々に自分のしていることを気軽に発信できる・・・改めて凄い時代だと思います。今回の作業日報で意識したのは「極力、リアルにお伝えしたい!」でしたので、あえて人名を記述したり、様子を細かく表現したつもりです。そのお陰で(笑)ご指摘を頂くことも、そこそこありました。でも、自分としては変に隠したくないし、ありのままを知って頂いた方が、今回は特に良いかな、と思い、そのように投稿してきました。昔から僕のこういったブログを読んでくださっている方は少し、その辺りを感じて頂けたんじゃないかな?と思っております。
さて、
今は3/4(日)早朝4時なのですが、再生した大工町長屋2=coworking space ダイクマチ2Fの自分の設計事務所(maao)で最後の記事を投稿しております。一番暖かい寝袋で仮眠をとりつつ、真夜中は本業で頑張っておりますが、僕にとっていつも不思議と眠りづらくなる「日」があります。
実は今、北九州市で「帰ってきたリノベーションスクール@北九州」ってイベントが行われていて、4日間(通常は各地3日間:北九州はこのスクール聖地なので特別に1日長い)、その時に集う即興メンバーで、力を合わせて空き家や空き店舗や遊休インフラ等与えられた対象案件に対して、事業計画をガッツリ考え、最終日に、もはや精根尽き果てて意識が少し朦朧としかけている中、所有者(オーナー)の前で全力プレゼンテーションを行い、快諾を得たらそのまま事業化に進む、というイベントの正に、3日目の夜(というか4日目の朝)・・・・・みんな、一番苦しんでいる時間なのです。
僕も各地のリノベーションスクール(以下:リノスク)、に何度か参加したことがありまして、時折、このリノスクのことを思うと眠れなくなることがあるのです。今回の北九州には埼玉から2人の方が参加されています。(スクールは応募者多数の場合は抽選で参加者が決定します。)どんな案が飛び出してくるか?恐らくyoutubu配信があると思います。
オトナになってから、本気で、真剣に、もっと言えば死ぬ気で取り組んだことってそうそう無いと思うんですが、僕はこのリノスクはいつも本気でやっていました。でも、最終プレゼンで所有者の同意を得ても、事業化に至らなかったり、という経験をして、その最中で、半年かけて体系的にリノベーションの諸々を学ぶプロコース(現:プロフェッショナル リノベーションスクール)に出会い、受講し、校長先生だった馬場正尊さん率いるOPEN-Aの皆さんと川越市産業振興課の皆さんが企画してくださった、川越での同様イベント「まちづくりキャンプ」の第1回で80%を誕生させ、今に至る訳です。80%の誕生に深く携わってくださった吉野智和さんも、正に今、その北九州にいて、参加者の皆さんと、その地域のための輝きとなる事業計画を生み出していると思います。どんな案が飛び出すか・・・苦しみを超えて突き抜けられるか・・・
だいぶ、作業日報から話題が逸れましたが、
戻して、
3/3(土)13:12頃、このコワーキングスペース利用者の石川君と共に一人の年配の方がいらっしゃいました。先日、ウェスタ川越で行われたビジネスピッチのイベントで最後の最後で質疑応答時に質問していた方でした。
「寺田さん」というその方はコワークの見学に来てくださったようで、一通り室内を見て回る時、ふと、目線を止め、ジーッとそれを見つめて、冒頭の言葉を言った訳です。
「あれはどこで手に入れたの?」
「ある方から、いらないから、って頂いて来たんです。捨ててしまうかもしれないので・・・」
「・・・これは捨ててはいけないモノだよ・・・」
「・・・そんな気がしてました。どうやって使おうか、、、木製だから屋外に掲げると腐ってしまうだろうと思ったし、ちょっと合わなかったし(笑)」
「真ん中の家紋は、柳川の立花家のモノだ。あの形状は他には無い。」
「・・・おおおっ! お分かりなんですね!」
そこから色々な話に花が咲く。
一通り、話し終えた時、カバンから手の平サイズの本を出し見せてくださった。そのページには確かに本棚上にある木製家紋と同じものが記されていた。立花氏本城「柳川城」は九州屈指の難攻不落の城。少しそのお話もしてくださった。モノから歴史がつながっていく。なぜ九州のモノがここに??
今回の、coworking space ダイクマチ が誕生するまで、このようなツナガリがいくつもあったように思う。そして、僕たちはそのモノや関係性をこの場にカケアワセていくことで、何かがウゴイているような気がしていた。
動き始めたダイクマチ
少しずつ、みんなでのルールや環境整備が始まっている。
少しずつ、少しずつ。
僕たちは今、あるものをつなぎ、かけあわせ、少しでも良い動きを生み出して行きたい。僕たち80%のチャレンジはまだ続きます。
この工事に携わってくださった全ての皆さん、本当に本当にありがとう!!
最後の最後でえらい長文、ここまで、読み進めてくださってありがとうございました。また別の場所でお会いしましょうね。
どうも、ありがとうございました。
2018年3月4日 AM5:05 4℃ 晴れで月が綺麗
株式会社80% 代表取締役 荒木牧人













