意識消失発作で来られた方で典型的なBrugada型心電図を認めました。 この心電図異常を呈するBrugada症候群は、12誘導心電図のV1からV2(V3)誘導における特徴的なST上昇と心室細動(VF)に伴う諸症状(意識消失や最悪心臓突然死まで起こし得る)症候群です。 左の心電図は普通に検査した際の心電図で、徐脈であり不完全右脚ブロックでしたが、所謂Brugada型心電図ではありませんでした。しかしV1-2誘導で一肋間上に電極の位置を変えて再検査した右の心電図では、coved型ST上昇という典型的な心電図異常( Brugada型心電図)を認めました。 この様な形をした心電図の方全てがBrugada症候群ではありませんが、失神歴や突然死(詳細不明含む)の家族歴のある方でこの心電図異常を認めた場合は、突然死もあり得る病気なので十分な心臓、不整脈精査が必要となります。











