#フロリダプロジェクト #theflorida project #ショーンベイカー #seanbaker 監督があの人だからとか 大好きなあのシリーズの続編だからとか そういうことを抜きにして、久しぶりに、なにこれみたいな!と思って映画をみた。 週払いのモーテルで生活する子どもと母親と管理人のお話。 . アイスが食べたくなる暑い気候も、プールも、近所の空き家も、西日も、そこで生活していくってことはつまりどういうことか、 【マジックキャッスル】の住人が物語っている。 平等って、みんなが同じであることじゃなくて みんなが選択肢を持つことだよなぁと改めて思った。 だから花火は平等。雨も平等。いちいち泣ける。 . 子供だけで、大人に嘘ついて、どっか遠くに行くような話は映画のロマンだった。 それなのに、この作品をもって、もう自分は大人の背中越しに子供を見ていた。 どうか悪い奴らや事故に巻き込まれませんように、って願う側になってしまった。 ただ、大人になったとしても現実なんてさて置いて せめて映画の中だけでも、『こうなったらいいな』を叶えたいのは変わらず。 悲劇+時間=喜劇なら、時空を超えてでもさっさと喜劇に行きたい。 . ヘイリーや。 その脚と、立てた中指の美しさ!!! たぶん、ボビー目線や子どもたち目線はあったけど、ヘイリー目線だけ描かれていなかったと思う。 彼女の本心は彼女にしか分からず。 物語後半、転売業ができなくなったはずの彼女が、誰の力も借りず期日に合わせて家賃を払っていくようになる。 その頃から、ムーニーが音楽がガンガンなっているお風呂に入って一人で遊ぶシーンが繰り返される。 下着姿で写真を撮ったり、誰かからの電話で居場所を伝えたり、伏線的なシーンはあったけど、 なによりその風呂のシーンが感じさせる『もしかして?』は強かった。 どうかお風呂場に変な奴が入って来ませんように、とか 外の声が聞こえませんように、とか ムーニーが外にでていきませんように!ってね。 冒頭であんなに迷惑かけたはずの家族も、子どもたちにとっては卍仲間。ジャンシーの心意気すき。 アクセサリー買ったり、一緒に花火観に行ったりね。 ムーニーが駆けこめる場所があってよかった。 . 今回の彼女たちのような貧困層に対して必要な支援は、お金や物資というよりは、 改めてベーシックインカムが効果的な気がするなあ。 物資はその場限りだし、 だからといって教育、とかになるとあくまで教える方が正しい、みたいになって、彼女たちのキャラクターまでも抑圧されそうで。最悪火に油だろうし。 今回の一件は悲劇ではなくて、ムーニーとヘイリーが選択肢を得るためのアクションだったと思いたい。 そう願っていたところからのあのエンディングですよ。 ショーンベイカーめ!一生ついていきます!!!!!
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