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2022年度 新国立劇場オペラ研修所公演等のご案内
2022年度(2022年4月~2023年3月)に開催予定の新国立劇場研修所公演等につきまして、以下の通りご案内いたします。 詳細は決定次第、新国立劇場友の会クラブ・ジ・アトレ会報誌「The Atre」、Webサイト等でお知らせいたいます。
試演会 メノッティ作曲『領事』
公演日程:2022年7月17日(日)14:00、 18日(月・祝)14:00
会場:中劇場
アトレ会員先行発売期間:2022年6月4日(土)~7日(火)
一般発売日:2022年6月11日(土)
Le Promesse2022
公演日程:2022年12月3日(土)
会場:中劇場
アトレ会員先行発売期間:2022年10月30日(日)~11月2日(水)
一般発売日:2022年11月6日(日)
修了公演
公演日程:2023年2月17日(金)~19日(日)
会場:中劇場
アトレ会員先行発売期間:2022年12月23日(金)~26日(月)
一般発売日:2022年12月28日(水)
令和3年度 新国立劇場研修所 修了式が行われました
3⽉31⽇、新国⽴劇場オペラパレス・ホワイエにおいて、令和3年度 新国⽴劇場 オペラ研修所・バレエ研修所・演劇研修所の修了式が⾏われました。
今年度はオペラ研修所第22期⽣5名、バレエ研修所第17期⽣5名、演劇研修所第15期⽣9名の計19名が修了を迎え、 今後それぞれが舞台人としての道を歩み出すことになります。
修了生たちの今後の活躍にぜひご期待ください!
▲〈写真右より〉永井オペラ研修所長、程 音聡、森 翔梧、原田 奈於、鳥尾 匠海、湯浅 貴斗、粟國演出主任講師
中村恵理、『椿姫』〈3月10日初日〉 ヴィオレッタ役で出演し 大喝采!
3月10日(木)に初日を迎えた新国立劇場オペラ公演『椿姫』にて、当研修所第5期修了の中村 恵理がヴィオレッタ役で出演し、そのドラマティックで豊かな感情表現で瞬く間に会場を魅了、2021年12月『蝶々夫人』のタイトルロールデビューに続き、大喝采を浴びました。
また、今回の『椿姫』には、第5期修了の与那城 敬(バリトン)がドビニー侯爵役で出演しています。
ぜひ劇場にお運びいただき、圧巻の歌唱を心ゆくまでご堪能ください。
『椿姫』は3月21日(月・祝)まで上演中です。
『椿姫』公演情報はこちら
『椿姫』チケットのご購入はこちら
『椿姫』メディア掲載情報はこちら
『椿姫』開幕に寄せて(大野和士芸術監督メッセージ)はこちら
▲新国立劇場オペラ公演『椿姫』より 当WEBニュースでは、オペラ研修所出身歌手の活躍を、オペラ公演を中心に紹介しております。
オペラ界の一翼を担う当研修所出身歌手たちの活躍にどうぞご期待ください。
【ヴィオレッタ】中村恵理(ソプラノ) NAKAMURA Eri
大阪音楽大学、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。2008年英国ロイヤルオペラにデビュー。翌年、同劇 場の『カプレーティ家とモンテッキ家』にネトレプコの代役として出演し、一躍脚光を浴びる。そののち、カーディフ国際声楽コ ンクールにて、歌唱賞・オーケストラ賞の両部門で本選進出。10~16年はバイエルン州立歌劇場専属歌手となり、『フィガロ の結婚』スザンナ役でデビュー後、ケント・ナガノ、キリル・ペトレンコ、大野和士らの指揮のもと、『魔笛』『ホフマン物語』『ヘン ゼルとグレーテル』『ボリス・ゴドゥノフ』などに主要キャストとして出演。英国ロイヤルオペラに『フィガロの結婚』スザンナ、『ウ ェルテル』ソフィー、『トゥーランドット』リューなどで客演に招かれるほか、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザルツブルク州立劇場など 客演多数。16年11月、『チェネレントラ』クロリンダでウィーン国立歌劇場にデビュー。19年には台中国家歌劇院の『神々の黄昏』ヴォークリンデ に出演。12年度アリオン賞、15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、17年第47回JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。大阪音楽大学客員教 授、東京音楽大学非常勤講師。新国立劇場では『フィガロの結婚』バルバリーナ(03、05年)、スザンナ(07、17年)、06年『イドメネオ』イーリア、 07年『ファルスタッフ』ナンネッタ、19年『トゥーランドット』リューなど出演多数。21年12月には『蝶々夫人』タイトルロールに出演し絶賛された。 【ドビニー侯爵】与那城 敬(バリトン) YONASHIRO Kei
桐朋学園大学ピアノ専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。文化庁派遣芸術家在 外研修員としてミラノに留学。第18回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。これまでに『エウゲニ・オネーギン』タイトルロール、 『ラ・ボエーム』マルチェッロなどに出演。新国立劇場では平成21年度芸術祭祝典『メリー・メリー・ウィドウ』ダニロ、『愛の妙 薬』ベルコーレ、『鹿鳴館』影山悠敏伯爵、『沈黙』フェレイラ、『道化師』シルヴィオ、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』コ ンラート・ナハティガル、演奏会形式『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールに出演。2022年2月東京二期会「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵役で絶賛。二期会会員。
修了公演『ドン・ジョヴァンニ』が初日を迎えました
2022年2月23日
本日2月23日(水・祝)、中劇場にて、新国立劇場オペラ研修生によるモーツァルト作曲『ドン・ジョヴァンニ』が演出、装置・衣裳を一新して初日を迎えました。
感染対策を万全にしながらの数か月に渡る研修を通して、修了公演となる当公演では、その音楽と役どころを研修生たちが徹底的に探究した成果をご披露しました。
終演後、研修生たちが全身全霊で挑戦した熱演に会場のお客様から盛大で温かな拍手をいただきました。
※修了公演『ドン・ジョヴァンニ』公演情報についてはこちらをご覧ください。
※修了公演『ドン・ジョヴァンニ』チケットについてはこちらをご覧ください。
※当日券・Z席についてはこちらをご覧ください。
キャスト出 演
オペラ研修所第22期、23期、24期生
※研修生についてはこちらをご覧ください。
賛助出演
糸賀修平(第10期修了)、松中哲平(第16期修了)
2月23日(水・祝)14:00/25日(金)17:00公演
【ドン・ジョヴァンニ】程 音聡
【ドンナ・アンナ】内山 歌寿美
【ドン・オッターヴィオ】鳥尾 匠海
【ドンナ・エルヴィーラ】杉山 沙織
【レポレッロ】湯浅 貴斗
【マゼット】長冨 将士
【ツェルリーナ】原田 奈於(23日)、河田 まりか(25日)
【騎士長】松中 哲平〈賛助出演〉
2月24日(木)17:00公演
【ドン・ジョヴァンニ】大久保 惇史
【ドンナ・アンナ】大髙 レナ
【ドン・オッターヴィオ】糸賀 修平〈賛助出演〉
【ドンナ・エルヴィーラ】前島 眞奈美
【レポレッロ】森 翔梧
【マゼット】佐藤 克彦
【ツェルリーナ】大城 みなみ
【騎士長】松中 哲平〈賛助出演〉
※都合により、内容・出演者などを変更させていただく場合があります。ご了承ください。
公演の様子
▲左より【レポレッロ】湯浅 貴斗、【ドンナ・エルヴィーラ】杉山 沙織、
【ドン・ジョヴァンニ】程 音聡
▲ 前列左より【マゼット】長冨 将士、【ツェルリーナ】原田 奈於
▲左より【ドン・オッターヴィオ】鳥尾 匠海、【ドンナ・アンナ】内山 歌寿美、【ドン・ジョヴァンニ】程 音聡【ドンナ・エルヴィーラ】杉山 沙織
▲ 左より【ドン・オッターヴィオ】鳥尾 匠海、【ドンナ・アンナ】内山 歌寿美
▲左より【レポレッロ】湯浅 貴斗、【ドン・ジョヴァンニ】程 音聡、【騎士長】松中 哲平
▲左より【マゼット】長冨 将士、【レポレッロ】湯浅 貴斗【ツェルリーナ】原田 奈於
撮影:平田真璃

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2月修了公演『ドン・ジョヴァンニ』稽古場便り・ 連載⑤湯浅 貴斗
修了公演『ドン・ジョヴァンニ』(2月23日初日)では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、その感性に全力で取り組んだ成果をご披露します。 3年次の第22期生たちにとってはこの公演が実質的なプロの歌手としてのデビューとなり、今後の歌手活動に大きく影響する大切な舞台となります。
現在、研修生たちは公演に向けて本格的にリハーサルを重ねています。 当公演が修了公演となる第22期生たちのコメントを連載でご紹介します。 今回の登場は、湯浅 貴斗(第22期生)です。
〈皆様へのメッセージ〉
今年度でオペラ研修所を修了させていただきます、22期生の湯浅貴斗と申します。
以前、この場をお借りして入所のご挨拶をさせていただいてから、あっという間の三年間がもうすぐ過ぎようとしております。
二年目にして世界がコロナ禍に突入し、まだまだ世間が予断を許さない苦しい状況の中、本研修所ではこのように定期公演をほぼ問題なく上演させていただけていること、感謝の念に堪えません。
稽古、公演におきましても厳重な感染予防対策を努めておりますので、皆様には安心してご来場いただければ幸いです。
この度は、伝説の好色家ドン・ジョヴァンニの従者レポレッロを演じさせていただきます。
おそらく一度も女性に拒まれたことがないであろうドン・ジョヴァンニですが、ドンナ・アンナに手をつけようとして失敗し、助けに入った父親を殺して「殺人」という一線を超えてしまったことを機に、狙った女性を立て続けに手に入れられなくなるという今までにない一日を送ることになります。
そんな彼に振り回されて、時には見張りに、時にはおとりに、時には身代わりにと酷くこき使われるレポレッロですが、ジョヴァンニとのやり取りからは主従関係にありながらも、冗談を言い合ったり、たまに失礼な本音をぶつけたりと、どこか長年付き添った夫婦漫才コンビのような深い親しみが見受けられます。
奔放なジョヴァンニに振り回される生活にうんざりしていることは本心でありながらも、もはや人間業とは思えない自由な生き方、矜持や魅力に憧れを抱いている。
そんな二面性をもつレポレッロこそが、ジョヴァンニの唯一の理解者であると思えてしかたありません。
文句は言うけれど長いものに巻かれているのが大好き。何よりも自分の身の安全が一番大事で、逃げ足の速さは天下一品。一方で主人の悪行を嗜めてみたり、人並みに同情心も持ち合わせている。
あらゆる二面性を持ち、最も人間らしい複雑な人間性を与えられている、最も喜劇的なキャラクター。
人間誰しも、心の中に小さなレポレッロが存在するはずです...。
三年間学ばせていただいたことを、この役を通して皆様にお見せできるよう、日々稽古に励んでおります。
ご来場を心よりお待ちしております。
湯浅 貴斗 Yuasa Takuto バス 【レポレッロ】
大阪音楽大学卒業。同大学院修了。『イオランタ』レネ王役、『悩める劇場支配人』ドン・クリソーボロ役、『ジャンニ・スキッキ』ベット・ディ・シーニャ役で出演。レパートリーに『フィガロの結婚』バルトロ。
▲ 『ドン・ジョヴァンニ』リハーサル風景(写真右・湯浅 貴斗)
▲ オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」
(2021年11月公演)撮影:平田真璃
2月修了公演 『ドン・ジョヴァンニ』稽古場便り・連載④鳥尾 匠海
修了公演『ドン・ジョヴァンニ』(2月23日初日)では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、その感性に全力で取り組んだ成果をご披露します。 3年次の第22期生たちにとってはこの公演が実質的なプロの歌手としてのデビューとなり、今後の歌手活動に大きく影響する大切な舞台となります。
現在、研修生たちは公演に向けて本格的にリハーサルを重ねています。 今回は、当公演が修了公演となる第22期生たちのコメントを連載でご紹介します。 今回登場は、鳥尾 匠海(第22期生)です。
〈皆様へのメッセージ〉
Viva la liberta(自由万歳)
これはドンジョヴァンニ劇中の台詞だ。
1789年に近づく時代に舞台の上で貴族が発するこの台詞。
この言葉を聞いた時、僕の頭の中には三本指を掲げた後の静かな革命が思い浮かぶ。
舞台を鑑賞していた貴族達はどう感じていただろうか。
彼らの中にはきっと正反対の感情、それこそあゝ無常だったに違いない。
モーツァルトとダポンテはどのような気持ちでいたのであろう。考えずにはいられない。
人間は品行方正に生きるべきであろうか。
いや、違う。
ドンオッターヴィオはドンジョヴァンニよりも魅力的で正しいのだろうか。
僕はそう思わない。
人間は所詮汚い生き物だ。
それは昔も今も変わらない。
しかし、だからこそ、人間臭い人物によって繰り広げられる恋愛模様と天才的な音楽が繰り出すドラマに僕らは心を動かされる。
個人的な話になるが初めて観たオペラが粟国先生演出のドンジョヴァンニだった。
そして奇しくも研修所最後の公演も粟国先生演出のドンジョヴァンニだ。
ここ、オペラ研修所では、舞台人としての在り方、厳しさを沢山教えていただいた。
自分の中の1つの区切りとして、そして新しい道への一歩として、この公演の稽古に励みたい。
鳥尾 匠海 Torio Takumi テノール【ドン・オッターヴィオ】
東京藝術大学卒業。『イオランタ』アリメリク役、『悩める劇場支配人』ジェリンド役、『ジャンニ・スキッキ』リヌッチョ役、グッチョ役で出演。レパートリーに『フィガロの結婚』ケルビーノ。
▲『ドン・ジョヴァンニ』リハーサル風景(写真右・鳥尾 匠海)
▲ オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」(2021年11月公演)撮影:平田真璃
2月修了公演『ドン・ジョヴァンニ』稽古場便り・ 連載③森 翔梧
修了公演『ドン・ジョヴァンニ』(2月23日初日)では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、その感性に全力で取り組んだ成果をご披露します。 3年次の第22期生たちにとってはこの公演が実質的なプロの歌手としてのデビューとなり、今後の歌手活動に大きく影響する大切な舞台となります。
現在、研修生たちは公演に向けて本格的にリハーサルを重ねています。 当公演が修了公演となる第22期生たちのコメントを連載でご紹介します。 今回の登場は、森 翔梧(第22期生)です。
〈皆様へのメッセージ〉
研修所22期生バリトンの森翔梧です。3年間は早いもので、研修所公演《イオランタ》がつい最近のことのようです。
私の研修期間は2年間ほどコロナ禍による影響を受け続けました。2度公演が中止され、海外研修も中止となりました。仕方がないこととは思いますが、残念でなりません。
しかし、そんな従来通りにいかない中でも、公演に向けて稽古を進められています。お運び下さる皆様が、従者レポレッロを通して《Don Giovanni》の世界を楽しんで頂ければ幸いです。
最後に。このような状況下にありながらも公演にお力添え下さる先生方、劇場、ご来場下さる皆様には感謝してもしきれません。研修所最後の舞台を全力で楽しみたいと思います。
森 翔梧 Mori Shogo バリトン 【レポレッロ】
東京藝術大学卒業。同大学院修了。『イオランタ』エブン=ハキヤ役、『悩める劇場支配人』ストラビーニオ役、『ジャンニ・スキッキ』シモーネ役で出演。レパートリーに『フィガロの結婚』バルトロ
『ドン・ジョヴァンニ』リハーサル風景(写真右・森 翔梧)
オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」
(2021年11月公演)撮影:平田真璃
2月修了公演『ドン・ジョヴァンニ』稽古場便り 連載②原田 奈於
修了公演『ドン・ジョヴァンニ』(2月23日初日)では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、その感性に全力で取り組んだ成果をご披露します。 3年次の第22期生たちにとってはこの公演が実質的なプロの歌手としてのデビューとなり、今後の歌手活動に大きく影響する大切な舞台となります。
現在、研修生たちは公演に向けて本格的にリハーサルを重ねています。 当公演が修了公演となる第22期生たちのコメントを連載でご紹介します。 今回の登場は、原田奈於(第22期生)です。 〈皆様へのメッセージ〉
第22期生、ソプラノの原田奈於です。
研修所に入所したのもついこの間のように感じますが、とうとう最後の公演となってしまいました。
研修1年目の修了公演『フィガロの結婚』立ち稽古の時期にコロナが少しずつ拡がり始め、公演が急遽中止になって悔しい思いをしたのが2年前です。あの時は、まさかこんなに長い期間マスクをしたまま稽古をすることになるなんて想像もしていませんでした。
思うようにいかず不安もあった研修生活でしたが、そのような厳しい状況の中でも、私たちの研修が少しでも充実するようにと、ご尽力くださった先生方をはじめ、周りの皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回の『ドン・ジョヴァンニ』も感染リスクを考え、様々な対策を講じて稽古に臨んでいます。ディスタンスを取りながら演じるのは、難しい面もありますが新たな発見もあり、とても有意義な稽古になっています。
例えば、マスクをしているからこそ、どうしたら言葉が明確に発音できるかを工夫したり、立ち位置の距離を取るからこそ、相手とのバランスや動きを更に意識するようになりました。稽古場にも遅くまで残ることができない分、研修生同士で作品に向き合って話し合う時間も、かけがえのないものになっています。
不自由な中でも、試行錯誤しながら皆でひとつの作品を作り上げていく過程は、本当に楽しく充実しています。私にとってこの期間に学んだ事は、これから歌手として活動する上できっと大きな財産になるはずです。
まずは無事に公演の日を迎えられますように、そしてお越しくださる皆様に、この作品の魅力をたっぷりお届けできるように精一杯頑張りたいと思います!!
原田 奈於 Harada Nao ソプラノ 【ツェルリーナ】(23日)
愛知県立芸術大学卒業。同大学院修了。『イオランタ』リードコーラス、『悩める劇場支配人』フィオルディスピーナ役、『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役、ゲラルディーノ役で出演。レパートリーに『フィガロの結婚』バルバリーナ。
『ドン・ジョヴァンニ』リハーサル風景(写真右・原田 奈於)
オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」
(2021年11月公演)撮影:平田真璃
2月修了公演 『ドン・ジョヴァンニ』 稽古場便り 連載① 程 音聡
修了公演『ドン・ジョヴァンニ』(2月23日初日)では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、その感性に全力で取り組んだ成果をご披露します。 3年次の第22期生たちにとってはこの公演が実質的なプロの歌手としてのデビューとなり、今後の歌手活動に大きく影響する大切な舞台となります。
現在、研修生たちは公演に向けて本格的にリハーサルを重ねています。 今回は、当公演が修了公演となる第22期生たちのコメントを連載でご紹介します。 初回登場は、程 音聡(第22期生)です。
〈皆様へのメッセージ〉
第22期生、バリトンの程音聡です。新型コロナウイルスによる環境の変化に順応を余儀なくされる日々が、しばらくは続きそうです。
そのような状況下でも舞台に立たせていただけることに感謝しつつ、我々研修生は現在、オペラ『ドン・ジョヴァンニ』の稽古に励んでいます。
本作品は、古典派を代表する偉大な作曲家であるモーツァルトの代表作の1つで、日本での上演機会も多いポピュラーな作品です。これまでに本作品をご覧になったことがある方も、初めての方も、全ての皆様の心に響く演奏ができるように、残りの稽古期間、全力で取り組んで行きたいと思います。
今回の公演は、22期生にとって最後の公演です。3年間の研修成果の集大成として、最大限の演奏をお届けできるように頑張ります。
程 音聡 Cheng Yincong バリトン【ドン・ジョヴァンニ】
華東師範大学卒業。上海音楽学院大学院修了。昭和音楽大学研究科修了。『イオランタ』ベルトラン役、『悩める劇場支配人』ドン・ペリツォニオ役、『ジャンニ・スキッキ』ジャンニ・スキッキ役で出演。レパートリーに『フィガロの結婚』フィガロ。
▲『ドン・ジョヴァンニ』リハーサル風景
(写真左・程 音聡、写真右・粟國 淳講師〈演出・指導〉)
▲ オペラ研修生による「LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~」
(2021年11月公演)撮影:平田真璃

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ANA国内線機内にて「オペラ研修所・ANAスカラシップ」を紹介する映像が流れます!
オペラ研修所では「ANAスカラシップ」制度により海外研修を実施しています。 1月の1ヵ月間、ANA国内線の機内にて、「オペラ研修所・ANAスカラシップ」を紹介する映像が放映されます。
1月中にANAの国内線をご利用の際は、機内モニターで流れる番組のどこかで、この映像が放映されていますので、
どうぞご覧ください!
研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉連載⑭ 『サムソンとデリラ』より「私の心はあなたの声に花開く」 『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』
新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。
現在、研修生たちは11月21日の公演に向けて、本格的にリハーサルを重ねています。 連載で、各自が歌う曲目について、研修生自身が皆様にその魅力や楽しみ方をご案内しています。 最終回となる今回の案内役は、前島 眞奈美(第24期生)です。
【研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉】 オペラ『サムソンとデリラ』より「私の心はあなたの声に花開く」
フランスの作曲家カミーユ・サン=サーンスにより作曲されたオペラです。
原作は聖書で、旧約聖書の士師記第13章から16章の物語に基づいています。
13章から15章まではサムソンに関する記述で、このオペラに関係あるのは16章になります。 当作品は1877年12月2日、ドイツのワイマール宮廷劇場にて、ドイツ語で初演されました。
物語中、ペリシテ人とヘブライ人は敵対関係にあります。
ペリシテ人の美女デリラは、ヘブライ人で、ペリシテ人の仇敵であるサムソンへ復讐をすべく、自分の魅力の前にサムソンをひざまづかせると決意を固めます。
そして妖艶な誘惑を繰り返し、彼の怪力の秘密を聞き出します。
今回演奏する「私の心はあなたの声に花開く」は第2幕、この場面での、デリラが歌う優美で官能的な最も美しいアリアです。
前島 眞奈美 MAEJIMA Manami メゾソプラノ
東京藝術大学卒業。『ジャンニ・スキッキ』チェスカ役で出演。
オペラ研修所試演会『ジャンニ・スキッキ』より(2021年7月公演)
〈写真中央・チェスカ役〉
研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉連載⑬ オペラ『ファウスト』より「門出を前に」 『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』
新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。
現在、研修生たちは11月21日の公演に向けて、本格的にリハーサルを重ねています。 連載で、各自が歌う曲目について、研修生自身が皆様にその魅力や楽しみ方をご案内しています。 本日の案内役は、長冨将士(第24期生)です。
【研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉】 オペラ『ファウスト』より「門出を前に」
『ファウスト』は、C.グノーが作曲した全5幕のオペラで、ゲーテの『ファウスト』を題材にしています。
当作品は、悪魔メフィストフィレスに魂を売り永遠の若さを手に入れたファウストと、純真無垢な少女マルゲリーテとの恋にまつわる悲劇を描いた物語です。
今回演奏するアリアは、第2幕冒頭、出征を控えたヴァランタンが故郷に一人残していく妹マルゲリーテの身を案じて歌う曲です。
グノーの甘美な旋律と豊潤で色彩豊かなオーケストレーションが融け合う美しいアリアです。
長冨将士 NAGATOMI Shoji バリトン
愛知県立芸術大学卒業。同大学院修了。『ジャンニ・スキッキ』マルコ役、ピネッリーノ役で出演。
オペラ研修所試演会『ジャンニ・スキッキ』より(2021年7月公演)
〈写真後列左・マルコ役〉
研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉連載⑫ 『清教徒』より「ああ、永遠にあなたを失った」 『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』
新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。 現在、研修生たちは11月21日の公演に向けて、本格的にリハーサルを重ねています。 連載で、各自が歌う曲目について、研修生自身が皆様にその魅力や楽しみ方をご案内しています。 今回の案内役は、佐藤 克彦(第24期生)です。
【研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉】 オペラ『清教徒』より「ああ、永遠にあなたを失った」
これぞ"イタリア"、これぞ"ベルカント・オペラ"と言えるであろう、ベッリーニ作曲の『清教徒』。この作品はベッリーニが作曲した最後のオペラです。
イタリア語の美しさ、淀みがなく純粋でシンプルな旋律、どこをとっても見事と言わざるを得ません。
このアリアは、エルヴィーラに想いを寄せるリッカルドが、自身の敗れた恋について嘆きつつも、胸に残る彼女への愛を情熱的に語るという場面にて演奏される曲です。 ※オペラ『清教徒』のあらすじについてはこちらの記事をご参照ください。
佐藤 克彦 SATO Katsuhiko バリトン
東京藝術大学卒業。同大学院修了。『ジャンニ・スキッキ』マルコ役、ピネッリーノ役で出演。
オペラ研修所試演会『ジャンニ・スキッキ』より(2021年7月公演)
〈写真中央右・マルコ役〉
研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉連載⑪ 『ラクメ』より 「若いインドの娘よ、どこへ行く」 『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』
東京音楽大学卒業。『ジャンニ・スキッキ』ネッラ役で出演。 新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。 現在、研修生たちは11月21日の公演に向けて、本格的にリハーサルを重ねています。 連載で、各自が歌う曲目について、研修生自身が皆様にその魅力や楽しみ方をご案内しています。 今回の案内役は、大髙 レナ(第24期生)です。
【研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉】 オペラ『ラクメ』より「若いインドの娘よ、どこへ行く」
オペラ『ラクメ』は、L.ドリーブ作曲による3幕の作品です。
物語の舞台は19世紀後半、イギリス統治下のインドで、フランス語で歌われるオペラです。この作品自体は、あまり上演されることはないのですが、ラクメと侍女マリカによって歌われる花の二重唱、ラクメのアリア「若いインドの娘よ、どこへ行く」は、メロディの美しさから様々な名歌手たちによって歌い継がれてきました。
ヒンドゥー教徒であるインド人たちがイギリス人による宗教弾圧からの解放を唱えます。美しい声のラクメはインド人たちを救う聖なる娘だと父である老僧侶ニラカンタから告げられます。 イギリス人将校ジェラルドたちは、神聖な寺院の敷地に好奇心から入り込んでしまいます。そこにラクメが現れ、2人は互いに一目で心惹かれ合い、恋に落ちてしまいます。
ニラカンタは、聖域に異教徒が侵入したことに気づき、憎き侵入者をおびき寄せるために、娘のラクメに「若いインドの娘よ、どこへ行く」を繰り返し歌うことを強要します。ラクメは愛するジェラルドが現れないよう苦悩しますが、ジェラルドは美しい声に惹かれて現れてしまいます。
そして最後はラクメの死をもって永遠の愛を手に入れる悲しい物語です。
大髙 レナ OTAKA Rena ソプラノ
東京音楽大学卒業。『ジャンニ・スキッキ』ネッラ役で出演。
オペラ研修所試演会『ジャンニ・スキッキ』より(2021年7月公演)〈写真中央右・ネッラ役〉

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研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉連載⑩ 『清教徒』より 「あなたの優しい声が」 『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』
新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。 現在、研修生たちは11月21日の公演に向けて、本格的にリハーサルを重ねています。 連載で、各自が歌う曲目について、研修生自身が皆様にその魅力や楽しみ方をご案内しています。 今回の案内役は、河田 まりか(第23期生)です。
【研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉】 オペラ『清教徒』より「あなたの優しい声が」
『清教徒』は、V.ベッリーニが作曲した最後のオペラです。『ノルマ』、『夢遊病の女』と並ぶベッリーニの代表作と言われています。
舞台は17世紀、清教徒革命中のイングランドです。
清教徒・議会派軍司令官の娘エルヴィーラは、大佐リッカルドと結婚をさせられそうになります。しかし、実は彼女は敵対関係にある王党派の騎士アルトゥーロを愛していたのでした。父から望まぬ結婚を強いられましたが、彼女が慕っている叔父の計らいにより父を説得、愛するアルトゥーロと結婚できることになっていたのでした。
ところが、2人の婚礼の時、アルトゥーロは捕虜になっていた王妃を見つけ、彼女を助けるために共に逃亡してしまいます。
エルヴィーラは、アルトゥーロが自分を裏切って、別の女性と逃亡したと思い、悲しみのあまり正気を失ってしまいます。
今回演奏するのは、自分の不運を語り、死を希い、アルトゥーロの幻影を見つつ歌う、狂乱の場のアリアです。
河田 まりか KAWATA Marika ソプラノ
東京音楽大学卒業。同大学院修了。『 悩める劇場支配人』メルリーナ役、『ジャンニ・スキッキ』ネッラ役で出演。
オペラ研修所試演会『ジャンニ・スキッキ』より(2021年7月公演)
〈写真左・ネッラ役〉
研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉連載⑨ 『ウェルテル』より 「手紙の歌」 『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』
新国立劇場オペラ研修生による『LE PROMESSE 2021~アリアコンサート~』では、各自が自身のレパートリーとなるオペラ作品やアリアについて研究を深め、研修を積んだ成果を皆様にご披露します。 現在、研修生たちは11月21日の公演に向けて、本格的にリハーサルを重ねています。 連載で、各自が歌う曲目について、研修生自身が皆様にその魅力や楽しみ方をご案内しています。 今回の案内役は、大城 みなみ(第24期生)です。
【研修生による〈アリアをもっと楽しむ秘訣!〉】 オペラ『ウェルテル』より「手紙の歌」
作家ゲーテの代表的な小説『若きウェルテルの悩み』を題材としたJ.マスネ作曲の全4幕のオペラ『ウェルテル』。
原作のウェルテルのモデルとなった人物はゲーテ本人とピストル自殺をした知人です。
この小説は18世紀後半にヨーロッパ中でベストセラーとなり、そのおよそ100年後、マスネによってオペラ化されました。
今回演奏するのは第3幕冒頭のシャルロットのアリア「手紙の歌」です。
1780年代夏のドイツ、大法官の娘シャルロットは、若き詩人のウェルテルから愛の告白を受けますが、彼女には既に婚約者がいました。その後9月に新婚3ヶ月を迎えたシャルロットはウェルテルと再会し、彼から再び愛を打ち明けられます。
心揺さぶられながらも彼女は拒絶し、クリスマスまで会わない方が良いと告げ別れます。
クリスマス・イブの夕方。
シャルロットは、ウェルテルが発ってからも心の中にいつも彼がいたことを吐露し、彼からの手紙を読み返します。
その手紙には、孤独さや楽しかった頃を懐かしむ気持ちと共に、自殺を仄めかすことが書かれていました。
このよう孤独を彼に強いた自分の無力さや彼への気持ちに苦悶しながらも、この物語の悲惨な結末を彷彿とさせる音楽と共に彼女は手紙を読み終えます。
大城 みなみ OSHIRO Minami メゾソプラノ
国立音楽大学卒業。同大学院修了。『ジャンニ・スキッキ』チェスカ役で出演。
オペラ研修所試演会『ジャンニ・スキッキ』より(2021年7月公演)〈写真中央右・チェスカ役〉