第7回「Movable Typeの日」を開催しました
2月20日に第7回目となる「Movable Typeの日」を開催しました。
この「Movable Typeの日」は、「MTDDC Meetup NAGOYA 2014」を開催を目論んで開始した勉強会ではありますが、今後も継続して行っていく予定です。なお、前回は、「MTDDC Meetup NAGOYA 2014」の翌日に行い大変盛り上がりましたが(前回の様子)、今回は完全に燃え尽きてしまって告知も不十分でしたので、小じんまりとした、アットホームな1日でした。(今回の様子)
さて、この「Movable Typeの日」ですが、改めて紹介しますと、月に1回、コワーキングスペースの「ベースキャンプ名古屋」の一角を陣取って、この日はMovable Typeのユーザーが誰かは居るぞ、という日です。基本私は、朝からきて仕事をしてます。
参加者が集まってきたら、Movable Typeの話やCMSの話、アメブロの利用規約の話、最近の仕事の話、通行止めになった東名高速の話、フォントの話、近くのコンビニ、どこのコンビニのコーヒーが美味しいかなど、様々な情報交換を行いつつ、1日を過ごすという緩やかな内容になっています。なので、Movable Typeってよく分かんない、という人もぜんぜん入れるという間口の広い勉強会になってます。(勉強…してたかな)
なお、イベント自体の参加費は無料。コワーキングスペースの利用料のみです。会員の方はもちろん無料ですし、通常のビジター利用も昼の部(10:00-18:00)または夜の部(15:00-21:00)でそれぞれ1000円のところ、丸々1日で1000円という割り引き料金で利用できるので、会員ではない方でも、コワーキングスペースって初めて、な方でもお試しで利用できる感じです。
いつも、テーマを決めずにのんびりやってましたが、今回は少しテーマがあり、集まったメンバーで少しディスカッションをしました。そのテーマとは「Movable Typeの売り方」。MTDDC Meetup NAGOYA 2014の後に、とあるところで、Movable Typeに興味を持ったので、ぜひ使いたいけど、オープンソースのCMSと違ってライセンス費があるので、どうやって売っているか知りたい。そんな話が出たので、どうしてるかの情報交換をしました。
昨年10月にリリースされたMovable type 6に合わせて、Movable Typeのオープンソース版が無くなり、5ユーザー版というライトなパッケージもなくなりました。残った無制限ユーザー版は、12万円から9万円にライセンス費が値下げされましたが、オープンソース版や6万円だった5ユーザー版からは実質値上げになったといえます。
小規模なサイトで利用していた方は、9万円というライセンス費は厳しいと、WordPressやa-blog cmsといった、オープンソースやライトなパッケージのあるCMSに移行し始めているということでした。今後、新しいMovable Typeは使わないと思う。そう言い切っていたのが印象的です。
一方、無制限ライセンスとしては値下げになったということで、むしろMovable Typeの案件が増えているという方もありました。ライセンスの変更で、むしろ案件が増えているということのようです。実際、今年に入ってから忙しくなっちゃってと、すぐに「次の予定が…」と行ってしまいました。
私自身も、じつは案件が増えています。なんだかんだと普及しているCMSツールではあるため、Movable Typeをカスタマイズできる人ということで問い合せがあることもありますが、新規の案件で、数社での競合となった場合に、競合がWordPressなどのオープンソースのCMSで提案している中、Movable Typeでの提案で競合に競り勝つことが続きました。
その際、他のCMSではなく、Movable Typeであるメリットや、ライセンス費があるけどMovable Typeでなければいけないのかという質問に対して、メリットや理由などを説明していって、納得して頂ける場合がほとんどです。そんなことを話しました。
この辺りは、予算規模によっても事情が変わってくるとは思います。場合によっては、バージョンは5で止まってますが、オープンソース版のMovable Typeを使う、そんなケースもまだあります。
では、Movable Typeのメリットはという説明、私はよく言われる静的生成、動的生成の違いはクライアントにはほとんど話しません。表示の速さなども、動的生成でもちゃんとキャッシュの調整をすれば変わらないだろうし。そこのメリットはあまりないと思ってます。
WordPressは、ユーザーコミュニティが活発で、ウェブ上にも情報が多いのは確かですが、クライアントにとっては日々の運用で困った時に問い合せができるサポート窓口があったほうが安心できるのではないかと思います。ベンダーが日本であること、1年間はサポートがつくこと、そのあたりは強調します。実際、私はよくサポートに助けて頂いたりしてるので、サポートの重要性は身をもって説明できます。
また、大小含め、5万サイト以上で利用され、12年以上の実績があるというのも安心材料の1つです。大手企業の導入事例なども紹介できます。
WordPressなどのオープンソースのCMSでは、ベースとなるライセンス費がなくても、制作会社によってはカスタマイズ費で高くなってしまうので、ライセンス費+カスタマイズ費でもMovable Typeで制作したほうが安くなることもあります。競合とのプレゼンでも制作費があまり変わらないというのが印象です。1サイト内に複数の更新コンテンツ、更新者が複数で権限を分けたい、同じサーバーだけど違うドメインのサイトにも導入して1つのCMSで管理したい、そのような要望が増えれば増えるほど、Movable Typeのカスタマイズ費のほうが安くなるような気がします。
あと、静的生成の話にはなりますが、バックアップのしやすさは話すことがあります。本来は、FTPでサーバ内のファイルをバックアップするとともに、データベースもバックアップしなきゃいけないですが、データベースのバックアップって素人には分かりにくいので、FTPで実ファイルがあるMovable Typeのほうが、バックアップや管理が分かりやすいことは話したりもします。
これは、ちょっと寄り道ですが、例えばテキストファイルをサーバーにアップロードして、それを表示しつつアップロードした履歴も管理できるのか、そんな話が出たので、実際にテキストファイル(拡張子が.txt)を「アイテム」から登録して、JavaScriptで表示しつつ、「アイテム」の一覧を見れば履歴が分かりますね、そんな実験をしたりもしてました。
CSVファイルはプラグインで読み込んで表示というのはやったことがありましたが、テキストファイルでもぜんぜんできますね。どこかで使えないかなと。
そんな様々な話をしていた、第7回の「Movable Typeの日」でした。