“◆「股袋師」◆ 股袋(ブラゲット)とは聞き慣れない言葉ですが、現在のポケットに当たるものです。股袋師は、その股袋を専門に作っていた業者です。 当時の衣装にはポケットというものがなく、小物を持ち歩く時には、胴巻きや胴衣、頭巾の中をポケット代わりに使用するしかありませんでした。しかし、ある巾着業者が、股の部分に小さな袋を取り付けるアイデアを思いつきます。 股袋には鍵やハンカチなどの小物の他、リンゴやミカンなどの果物まで入れられ、食事中に、果物を股袋から取り出して人に勧めても、不作法とは見なされなかったと言われます。”
— 中世ヨーロッパの職業





















