12月11日、結城市乗国寺様を会場に説戒の研修を行いました。また、引き続いて歎仏による成道会(お釈迦さまが悟られたことをお祝いする法要)と会員亡故者供養法要を修行いたしました。
はじめに、高寅寺御住職 北條和之老師より説戒("戒"についての説明)をしていただきました。
茨城県曹洞宗青年会では、2年後の令和9年秋に法脈会という大法要を営むべく、準備を進めております。
この法脈会では、戒師と呼ばれる和尚様をお招きし、3日間の修行を通し、「戒」を授かります。この「戒」とは、仏教徒として生きていく指針となるものです。
曹洞宗では、福井の永平寺と横浜の總持寺の両大本山において授戒会が毎年行われております。
私たちが準備を進める法脈会は、その大きな法要を3日間で営むもので、茨城での開催は約20年ぶりとなります。
北條和之老師のもと、改めて僧侶である私たちも戒についての学び直しを一年行って参りました。
その説戒の様子は、北條和之老師のご厚意のもと、YouTube「茨城県曹洞宗青年会」のチャンネルでどなたでもご視聴いただけます。
こうした時代だからこそ、改めて仏教を選択するという提案をさせていただきます。
仏教や禅の教えを学び、また戒をさずかることで、内面と形式の両面よりご自身の人生の軸を据えてみてはいかがでしょうか。
いばらき禅さんぽなど、来年以降の青年会の行事の中でも告知して参りますので、ご興味を持たれましたら青年会員へお声がけください。
また、引き続いて成道会・会員亡故者供養法要を修行いたしました。
お釈迦様が約1週間菩提樹下で坐禅をされ、12月8日の明けの明星のもと大悟された(お悟りになられた)故事に倣い、禅宗では12月1日から8日を迎えるまで、臘八摂心という坐禅を集中して行う期間になります。
その臘八摂心を終え、最後にお釈迦さま成道の偉業を讃え成道会(じょうどうえ)という法要を営みます。
永井会長導師のもと、お釈迦さま成道(お悟りになられたこと)へ想いを致し、引き続き会員亡故者へ会員たちより祈りと香を捧げさせていただきました。
思えば一年という月日はあっという間で、令和7年も間も無く終わりを迎えます。
出会いがあれば、別れがあり、またその別れをご縁に新たな出会いがあることを身をもって感じる1年となりました。
「出会いも別れも抱きしめて、生きてる今を愛して行こう」
こちらは曹洞宗の梅花(ご詠歌)の1つとしてお唱えされる、南こうせつさんが作詞作曲された【まごころに生きる】という曲の一節です。
仏道を歩む者として、私たちとのこれからの出会いや別れというご縁の広がりの中には、常にこれまでの出会いや別れの全てが詰まっているのだとつくづく感じるところです。
間も無く新しい年を迎えますが、青年会活動を通じてまた新たに皆様と出会うことをとても楽しみにいたしております。
この1年お会いしました皆様に、改めて御礼申し上げます。