CANDY Pi LiteとRaspberry Pi Zero WHを動かしてみます
CANDY Pi Liteが正式にRaspberry Pi Zero WHやModel A+に対応しました。今回は、Raspberry Pi Zero WH上でCANDY Pi Liteを動かしてみます。OSイメージは、最新のv2.1.3を使用します。
今回はこのような構成で動かします。Raspberry Pi Zero WHやModel A+は、USB OTGという規格に対応しています。このため、設定を変更するとシリアル接続やEthernet接続などをUSBケーブル経由で利用できるようになります。
今回は、Ethernet接続の設定を行って、Raspberry Pi Zero WHへSSHでアクセスしてみます。
まず、CANDY Pi LiteとRaspberry Pi Zero WHの準備ですが、これらはこの写真のようにスペーサー付きで取り付けます。ただ、CANDY Pi Lite側はRaspberry Pi Zero WHよりも大きいので、2つのネジ穴は貫通しておらず使えません。このため、GPIOピンのある2つのみネジを止めるようにしましょう。また、写真では写っていませんが、SIMカードやアンテナも取り付けておきます。
続いて、マイクロSDカードを準備してEtcherなどを使ってOSイメージを書き込みましょう。手順の詳細については、過去のこちらの記事をご覧ください。
イメージをマイクロSDに書き込んだら、次は、コンピューター側でそのマイクロSDの内容を変更していきます。コンピューターは、MacでもWindowsでもLinuxでも構いません。テキストファイルを変更できるアプリケーションを用意してください。それでは始めましょう。
OSイメージを書き込んだマイクロSDカードを、MacやWindowsのコンピューターでみてみましょう。SDカードドライブや、USBドライブとして見えているところをFinderやエクスプローラーで閲覧してみましょう。すると、以下のファイルを見つけることができます。
まずは、cmdline.txtをテキストエディターで開いてみましょう。
すると一行でこのように長いコマンドが書かれています。ここで、「rootwait」と書かれている箇所を見つけて、その後ろに「modules-load=dwc2,g_ether g_ether.host_addr=a6:4d:00:bd:6d:84 g_ether.dev_addr=4e:86:1c:f6:c4:a5」を追記します。MACアドレスはランダムな値で置き換え可能です。
このようにちょうど「rootwait」と「quiet」の間に入るようにします。前後はスペースを入れて間を空けておきます。
なお、上記の「quiet init=/...」とある部分については、一度起動すると消えますので、その部分がなくても心配する必要はありません。
これで保存して終了します。続いて、「config.txt」を見てみましょう。
こちらは単純に、ファイルの最後に「dtoverlay=dwc2」を追加するだけです。こちらも追加したら保存しておきます。
最後に、SSHの設定を行います。これを行うには、Finderやエクスプローラーで「ssh」という名前のファイルを作成してマイクロSDカードに保存します。中身は関係ないので、空でもなんでも構いません。
これで準備は完了ですので、Raspberry Pi Zero WHにマイクロSDカードを取り付けましょう。続いて、SIMカード(ナノサイズ/4FF)の準備をします。
ナノサイズ(4FF)SIMカードを用意して、CANDY Pi Liteへ取り付けます。もしSIMカード回線の開通をしていないときは、このタイミングで行います。SORACOMを利用している場合は、ユーザーコンソールから「使用開始」を選択して使用中にステータスを変更します。
5. Raspberry Pi Zero WHをUSBケーブルでつなぐ
それではいよいよUSBケーブルでコンピューターとRasbperry Pi Zero WHをつなげます。
つなげる場所は、電源ではないので注意しましょう。その隣のマイクロUSBになります。
USBケーブルで給電もできるため、つないでしばらくすると自動的にオンラインになります。初回だけ、パーティションの変更などをするので少し時間がかかります。
このような感じで点灯を開始します(このGIFアニメでは、電源がUSBではないのでご注意ください)。つかないときは、アンテナのつけ忘れか、電波が圏外の可能性があります。
6. Raspberry Pi Zero WHにコンピューターからつないでみる
http://raspberrypi.local:8100
プリインストールされているCANDY REDを閲覧できます。ユーザー名とパスワードはRaspbianの初期設定のものを使用します。
ターミナルソフトから「raspberrypi.local」を指定してRaspbianの初期設定のユーザー名とパスワードを使うと、SSHでログインすることができます。
「raspberrypi.local」でアクセスできないときは、利用ガイドの「有線LAN固定IP(IPV4)自動設定機能」を参照して固定IPを使ってアクセスしてみましょう。
CANDY Pi Lite用 Raspbian OSイメージ v2.1.3
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