Coleman Hawkins And Lester Young "Classic Tenors" 名盤でも有名でもないが、聴く前にウズウズするアルバムがある。 本作は、記録である。音質とか録音云々のアルバムではない。 2人の巨人、力強く豪快な「剛」の「テナー・サックスの父」コールマン・ホーキンス。柔らかくしなやかな「柔」の「テナー・サックスの大統領」レスター・ヤングが同時に堪能できるとは!しかし何で?しかもパーソネルも興味津々?さらに聞き慣れない洒落たイラストの可愛いレーベル、Flying Dutchman レーベル? 本盤は、「フライング・ダッチマン1500シリーズ」キング・レコードからの1975再発盤。オリジナルは、 #ContactRecords (Mono LAX-3064 M)。大和明氏の詳細解説ライナー、日本盤の素晴らしいところ。 A-1,2,3,4がColeman Hawkins Swing Four、1943年12月23日NY録音、#ColemanHawkins (ts), #OscarPettiford (b), #ShellyManne (ds), #EddieHeywood (p) A-5,6,B-5,6はHawkins Coleman & His Orchestra、1943年12月8日NY録音、 #ColemanHawkins (ts), #AndyFitzgerald (cl), #BillColeman (tp), #EllisLarkins (p), #AlCasey (g), #OscarPettiford (b), #ShellyManne (ds) B-1,2,3,4はヤングのセッションでDickie Wells & His Orchestra、1943年12月21日NY録音、 #LesterYoung (ts), #AlHall (b), #JoJones (ds), #FreddieGreen (g), #EllisLarkins (p), #DickieWells (tb), #BillColeman (tp) 2人の1943年録音を1枚にカップリングした好編集、徳用盤!共に最も充実していた時期の吹き込み。 当時のテナーサックス奏者はほとんどが、ホーキンス流の「剛」のスタイルで演奏していた中、ただ1人ヤングだけが彼らとは全く異なる「柔」のスタイル。 ホーキンス... 1939年7月、世界大戦の暗雲が漂い始めたヨーロッパから5年振りに帰国。ここから破竹の快進撃、次々と秀作を発表、第一次レコーディング・スト明けの1943年暮れから1944年に大量の快演を記録。この時期こそホーキンスの絶頂期。 ヤング... 1930年代から続くスイング・ジャズ黄金時代からモダン・ジャズへの変遷期が1940年代。それ以降のテナー奏者すべての源流。パーカーのビ・バップへ、そしてモダン・ジャズ全盛期へ、デクスターしかりロリンズしかり。ヤングは、柔らかい音色のCメロ・サックス奏者、フランキー・トラムバウアーをお手本とし、そしてオール・アメリカン・リズム・セクション(結成初期のカウント・ベイシー・オーケストラ、オールド・ベイシー時代のリズムセクション)の強烈なリズムの中でキャリアを重ねた事による自在なノリ。この二つの要因によって、レスターの個性は育まれたと。その最盛期の録音である。 豊かでボリュームたっぷりの音色。しかし、いったい誰のプロデュースか? ジョン・コルトレーンの数々の名作やペンネームのジョージ・ダグラスでルイ・アームストロングの"What a Wonderful World(この素晴らしき世界)"を手がけ、Impulse!や親レーベルABCの黄金期を築いた #BobThiele (ボブ・シール)である! 1961年にImpulse! Recordsの創設者Creed TaylorがVerve Recordsに移り、後継として着任。超一流プロデューサーとしての名声を得た彼が1969年にImpulse!より独立し創設したのがこのレーベル、#FlyingDutchmanRecords (フライング・ダッチマン・レコード)。 当初はアトランティック・レコードによって配給。高品質な作品を数多くリリースしていたが、セールス的には結果を残せず1976年にRCAレコード買収、後にBMGに売却。 デューク・エリントン、ドン・チェリー、オーネット・コールマン、チコ・ハミルトン、カウント・ベイシー、コールマン・ホーキンス、レスター・ヤング、ソニー・スティットらをプロデュース。 #jazz #fuzey #jazzrecords #ジャズ #vinyl #jazzvinyl #vinylcollection #jazzalbum #スイングジャーナル #オーディオ #レコード


















