「スマホ集客」の真の意味
第1 スマホ集客=広告、ではない
「スマホ集客」と一般的に言う場合、スマホ向けのサイト構築やスマホ用キーワード広告の検討ということがまず挙げられます。 が、真の意味での「スマホ集客」とは、別の意味であると考える次第です。
第2 小飼弾という天才
小飼弾という人がいて、私がとても尊敬する人なのですが(同人のウィキペディア項目を参照して下さい)、その人がブロマガの中で「マイナンバーよりもAppleIDの方が大切」という旨の発言をしていました。
第3 マイナンバーよりも大切なもの
私も全くその通りだと思っていて、AppleIDやGoogleアカウントというものの重要性を痛感しています。スケジュール管理、アドレス帳管理、メール管理は全てGoogleアカウントで一元管理されている。効率化のためのスマホアプリはAppleID(Android端末の場合にはやはりGoogleアカウント)で一元管理されている。もちろんバックアップは取りますが、これらのアカウントやIDを「紛失」した場合の損失は、計り知れない。
GoogleアカウントやAppleIDが活きてくるシーンというのは、当然ながらスマホを利用するときです。仕事でパソコンを使う人も多いでしょうが、スマホこそが人との繋がりの契機となっていることは否定出来ない(なお、スマホを使わない人を否定する趣旨ではないです、当たり前だけど)。
第4 スマホ時代における「資産」とは
真の意味での「スマホ集客」というのは、GoogleアカウントやAppleIDにより一元化された各々の「資産」を最大限に活用することに尽きると思うわけです。今や顧問先との連絡をiMessageやHangoutやLINEで取る時代ですから。もちろんGmailやiCloudのメールアドレスも健在。
スマホの普及により、もはや「どこで」仕事をするのかということよりも「誰と」仕事をするのかということの方が重要になってきました。 弁護士の場合、制度上、どこかの地域の弁護士会に登録しなければならないので、例えば私の場合には大阪弁護士会という組織に事務所所在地を届け出た上で、会費を納めています。
しかし、大阪弁護士会所属の弁護士が他の地域の顧客から事件を受任してはならないという決まりは当然ながら存在せず、理屈上、日本国内の事件であればおよそ全ての事件が受任対象となるわけです。
そして、スマホというコンピューター端末を個人レベルで持つ時代になっていることから、もはや「直接会って相談する」といった大前提が覆りつつあると思うのです。勿論、相談を受ける前には相談者の身元確認が必要ですが、LINEでもSkypeでもFaceTimeでも先方の顔を見ることは可能ですから、身分証明書をモニター越しに見せてもらうことによる本人確認は実施可能なわけです。直接面談をする場合と、何ら変わらない。 スマホ時代における「資産」とは、スマホにより繋がることが可能な無限の可能性を1つずつ実現することが出来るだけの気力のことなのだろうと思う次第です。
第5 スマホ時代だからこそ変わらないもの
ただし、テレビ電話方式と直接の面談による方式とで異なる部分があるとすれば、それは「前者の方がより相談者の些細な感情の変化に気づきにくい」という点でしょう。弁護士業はカウンセリング業であるという私のポリシーからすれば、相談者の些細な感情の変化には敏感である必要があります。 相手の気持を大切にする、という姿勢は、スマホ時代だからこそ必要とされるものであるということです。
第6 スマホ集客の総括
真の意味での「スマホ集客」とは、 1 場所にとらわれないという意識を当たり前にすること 2 今まで以上に、より相手方の感情の変化に敏感になること であると考える次第です。おしまい。




















