『あふれでたのはやさしさだった』という本を読んだ。とても良い本だった。
これまで私は、刑務所は「危ない人たちの集まり」のようなイメージをどこかで持っていた。でもこの本を読んで、「加害者になる前に被害者だった」という言葉が強く心に残った。読み進めていくうちに、その意味が少しずつ理解できてきて、自分の知らなかった世界を知ることができた。
特に印象に残ったのは、
受け入れてもらうこと、愛されること、安心できる環境がどれほど大切かということ。
これは子どもへの接し方だけの話ではなく、これから人と関わっていくうえで大切にしたい考え方だと思った。
教育に関わる人や子育てをしている人はもちろんだけれど、家族、パートナー、上司や後輩、友人など、誰かと関わりながら生きているすべての人に読んでほしいと思った。
読んでいる途中で、思わず目が潤むような話もあった。でも読み終わった後は、不思議と心が温かくなった。
それはきっと、自分の中にも「愛されているな」と思える記憶や、「受け入れてもらっていたな」と感じる経験、「安心できる場所がある」と実感できたからだと思う。
そういうものを、これからも大切にしていきたいと思った。

















