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2018年のカレンダー作ってみた。
そろそろ来年のカレンダーを用意せなあかんなーと思いつつ、なかなか自分が欲しいと思う条件(下記)に合致するものがない。
・1枚で1年(過去の経験上、どう頑張ってもめくるの忘れるから)
・月曜始まり(手帳は月曜始まりなのに、なんでカレンダーは日曜始まりなんや。見比べた時にわかりにくいやんけ)
・壁掛けのカレンダーを見るのはだいたいとっさに日付と曜日が確認したいときなので、日ごとの書き込みスペースはなくてもよい
・月またぎがわかりやすいように、月と月が連続している
・曜日、月が日本語(JULとか書いてあっても日本人だからとっさに何月かわからん)
・祝日がわかる
・でかすぎない(そんなに壁にスペースがないので…)
というわけで、カッとなって作ってみたのが、冒頭の写真である。フォーマット的に右側に余白ができちゃったんだけど、いらなければ切り取ってもいいし、書き込みに使ってもいい。TODOやメモのふせんを貼るのもいいかもしれない。プロジェクトごとに1枚印刷して、ガントチャート的に使うのもありかも。ノートに挟んで手帳代わりにしてもいいな、と案外べんりそうなのでそのままにしておくことにした。
A4サイズのPDFにしたので、欲しい人はご自由に(※)ダウンロードしてお使いください。(※個人での使用に限り、再販などはNGでお願いします)
ファイルはこちら → 2018calendar.pdf
ちなみに全体像はこんな感じ。ではでは。
お知らせ:「inspi」コラムの更新&しばし休載。
例によってすっかりお知らせしそびれておりますが、コクヨが運営する文具・雑貨・家具のニュース情報サイト、「inspi(インスピ)」のコラム、「文具自分紀行」が更新されております。
「文房具仲間」について思うこと~文具自分紀行・その6
眠れなくなる「品番」の話~文具自分紀行・その7
見逃してた〜!という方は、この機会にぜひご覧いただけますと幸いです。
また、諸般の事情により、月1で更新しておりましたこのコラム、しばらくお休みをいただくことになりました。クビになったわけではありませんので(たぶん)、また環境が整ったら戻ってきたいと思います。再開時期は決まりましたら、ブログやtwitterでお知らせいたします。
2017/06/07 極私的、理想の自転車について。
しばらく前のことになるが、新しい自転車が我が家にやってきた。自分でいろいろオーダーしたので当たり前なのだが、「こうだったらいいな」と思うところがすべて実現されていて、コレがすこぶる良いのである。
ベースとなる車体は、TyrellのCXS。選んだ理由は、女性や小柄な人向けに設計されており、身長150cmの私でも無理なく乗れる貴重な車種であること。それとアパートの2階の部屋まで階段を担いで上がらないといけないので、軽い(10kg未満)こと。そして何より、国産メーカーということもあってか、今回お願いしたお店と工場の連携がとてもよくて、私の細かい要望をすべて「よっしゃよっしゃ」と引き受けてくださったことが最大の決め手だった。
まず色。私はだいたい普段着で乗ることが多いので、どんな服にも合いやすいようにグレーにしてもらった。意外とないのだよ、カッコよくてグレーで私の体格で乗れるやつって。
それと、リアキャリア(荷台)である。スポーツタイプの自転車は走り重視で軽いというところはいいのだが、普通は荷物を載せる前提で作られていないので、荷台がつかないことがほとんどなのだ。でも私にとって自転車は移動手段。買い物や図書館巡りで使うわけだから、スーパーのレジ袋や本の入ったバッグが運べないと困るんだよ〜。
…などとぼやいていたら、お店の方があの手この手を駆使してキャリアをつけてくれた。さすがプロ!しかも、ついでに前にも台座をつけてくれたので、将来的に積載量を増やすことも可能なのだ。この余裕がある安心感よ。
周辺グッズも自分なりに買い足した。リアキャリアにつけるバッグはGREEN GURUのフリーライダーパニア。買い物袋や自分が普段使っているバッグもガシガシ放り込める容量がありながら、使わないときはたたんでおけるから駐輪するときにも便利なすぐれものだ。
スマホホルダーも欠かせない。地図アプリでナビを見たり(停車中にね!)、ログをとったり、ポケモンGOで卵を孵したりするのが大変はかどる。
あとはペットボトルホルダー。自転車に本格的に乗る人は専用のドリンクボトルとボトルケージを使うことが多いけど、街乗りメインの私はむしろ自販機やコンビニで調達した飲み物で使える方が実用的。いざという時はここにモバイルバッテリーを入れて、スマホを充電しながら移動することもできる。
というわけで、「カッコイイ」「よく走る」「荷物が積める」という、世間一般的には矛盾する要望を抱えていた私だが、腕の立つ自転車屋さんに巡り合ったおかげで、理想の一台を手に入れることができたのだった。やはり一定以上のカスタマイズやチューニングが必要な買い物は、頼れるプロに出会えるかどうかも大きいなぁと改めて感じた次第。
最近は気候もいいし、会社で健康診断をしたら「かくれ肥満」と判定される始末だし、ますます積極的に乗り回していきたい。
2017/05/28 シュレディンガーの女子会
先日、とあるニュースをきっかけにネットの一部で「意見交換会=合コンの上品な言い方」というネタが盛り上がった。これに関連して、「私が参加すると合コンが意見交換会になる」とつぶやいたところ、複数の知人から「なんかわかる」と言われひっそりと傷ついたわけだが、実はこれに類する問題を私は以前から抱えている。それが、「女子会」だ。
誤解のないように言っておくが、私に女子会というものを茶化す気持ちは一切ない。むしろ、純然たる憧れを抱いているのだ。その昔、「グータンヌーボ」というテレビ番組があり、優香や江角マキコを中心に今をときめく女性たちが夜な夜な飲食店に集まり、恋愛トークを繰り広げるのを見て、私もいつかアレをやってみたい…と胸を熱くしていたのだ。
しかしもともと親しい友人は男子が多かったり、あるいは女子っぽい女子が少なかったりで、なかなか機会に恵まれない。それでも、数は少ないがチャンスはあり、その場合は張り切って出かけてゆくのだが、ここで大きな問題が立ちはだかる。それは、「私が参加することによって、女子会が女子会でなくなってしまう」という問題だ。
箱を開ける前まで、たしかに「生きている女子会」と「死んでいる女子会」は同時に存在していたはずだ。しかし私という観測者が参加することによって、女子会の状態は「死んでいる女子会」に確定してしまうのだ。
うきうきと恋愛トークを繰り広げるはずが、私のせいでいつのまにか「これから死ぬまでに野菜を3種類しか食べられないとしたら何を選ぶか」だとか「ドトールのミラノサンドのパンは絶対昔の方が硬かった」とか、「我々が幼少期に見ていたのは『メイプルタウン物語』だったか『新メイプルタウン物語〜パームタウン編〜』だったか」で大激論を交わすことになるのだ。
この問題を称して、私は「シュレディンガーの女子会」と呼んでいる。
そうこうしているうちに、もはや女性だけで集まっても「女子会」というより「婦人会」と言った方がしっくりくる年齢になってしまった。私が開けなかった箱の中には、まだ「生きている女子会」は存在しているのだろうか。それを観測することはもう、きっとできないけれど。

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お知らせ:「inspi」コラム更新 万年筆と、書くことの快感~文具自分紀行・その5
コクヨが運営する文具・雑貨・家具のニュース情報サイト、「inspi(インスピ)」のコラム、「文具自分紀行」が更新されております。
万年筆と、書くことの快感〜文具自分紀行・その5
今回は、なぜわざわざ万年筆を使うのか、ということについて、例によって個人的な話を書いております。「私もう万年筆以外では何も書きたくない…」という状態はさすがに脱しましたが、やっぱり書き心地を確かめるためだけにでも使いたくなっちゃうんですよね。万年筆。
2017/05/05 冷蔵庫をあけるたびに
「そういえば納豆あったな…」と思い出すのだけれど、閉めたらその瞬間に忘れてしまう。そうこうしているうちにジリジリと迫る賞味期限との戦い。勝敗の行方は、はたして。
お知らせ:「inspi」コラム更新 文具自分紀行・その3、その4
3〜4月がありえんほどいろいろあってすっかりお知らせしそびれておりました。
コクヨが運営する文具・雑貨・家具のニュース情報サイト、「inspi(インスピ)」のコラム、「文具自分紀行」のシリーズその3とその4が更新されております。
メモがとれる人間にあこがれて~文具自分紀行・その3
文房具店の探訪、あるいは堪能~文具自分紀行・その4
ゴールデンウィーク中、お出かけするにもよい気候ですので、文房具店を訪れてみるのはいかがでしょうか。ちなみに、私はもう2回行きました。明日あたりもう1回行く気がしています。ではでは。
2017/02/25 挨拶には挨拶で返したいけれど。
タイ料理のおそうざい屋さんで買い物をしたら、最後に店員さん(たぶんタイ人)が満面の笑みで「コップンカー!」と言ってくれた。挨拶をしてくれた人には挨拶で返したい。だが、「コップンカー」には一体、どうやって返すのが正解なんだろうか。
「こんにちは」的な言葉なら聞いたまま返せばいいと予想されるが、「ありがとう」には「ありがとう」で返すのか、あるいは「どういたしまして」的な言葉があるのか。
結局この時は日本語の「ありがとう」で返したけれど、定番のフレーズがあるなら知りたいものである。
(余談だが、「コップンカー」は女性言葉なので、男性は「コップンカップ」と言わないといろいろとややこしいことになるそうだ。)
お知らせ:「inspi」コラム更新!それでも「いいペンを教えて」と聞く覚悟はあるか~文具自分紀行・その2
コクヨが運営する文具・雑貨・家具のニュース情報サイト、「inspi(インスピ)」のコラム、(ブログでのお知らせを忘れておりましたが)先月より新シリーズ「文具自分紀行」がはじまっております。
このシリーズは、私が日頃から「あーでもないこーでもない」と考えていることをあえて公開することで、「文房具について悩むのって楽しいよね!」というのを半ば強制的に共有してやろうというのがコンセプト。
記念すべき1回目は「手帳って使いこなさなくちゃいけないのか問題」を取り上げまして、2回目の今回はこちらがテーマ。
それでも「いいペンを教えて」と聞く覚悟はあるか~文具自分紀行・その2
オタクにとってはとても悩ましい質問…。でも、すべてがドンピシャでハマッたときの快感を知っているからこそ、それを伝えたい。知って欲しい。だけどやっぱり、短い時間でそれを伝えるのは難しいんだよな〜〜!という、苦しい胸の内について書いてみました。
公開後、意外にも「3時間コースを聞きたい」という要望がチラホラ届いておりますので、お呼びがかかればトークイベントのひとつでもやりたい気分です。
ワークショップ形式にして、最後は「こう聞かれたらこう答えろ!」というシミュレーションとロールプレイングをやってもいいかもしれません。「いいペンを聞かれてももう怖くない!」という状態でみんなが帰れるといいですね。

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2017/02/05 ラスコー展に行ってきた。
上野の国立科学博物館で開催中の「ラスコー展」に行ってきた。
誰もが知っている世界遺産、フランスはラスコーにある洞窟壁画の絵としての素晴らしさは言わずもがなだが(っていうか2万年前のクロマニヨン人の方が私よりはるかにうまい…)、個人的にはレーザースキャンや3Dプリントといった最新のデジタル技術を用いて実物大に複製して展示するという趣向そのものにそそられた。
ラスコーにある実際の壁画は、保存のため現在は立ち入ることができないが、それがそっくりそのまま目の前にある。どこでもドア、自分がくぐるんじゃなくて、対象物が向こうからくぐってくる形で実現したか、という気分である。
今まではアナログをデジタル化といっても、結局は画面の向こう側じゃん!的なところがあったが、それがもう一度アナログに落ちてくるとなると、視覚偏重の状態から肉体がもつ五感のインタフェースがフルに使える感じがしておもしろい。
また、その過程で情報のレイヤーを付け加えるなんてこともできるわけで、今回の展示では「線刻」(彫られた輪郭線)を光で浮かび上がらせる、という演出がされていた。となると、画面を見るのでもない、実物を見るのではない、また違った「第三の経験」になっているわけだ。
文房具を扱っていると、人間の能力を発揮するにはやはりアナログ感というか、肉体というハードにあったインタフェースが必要だよなと思うことが多いのだけれど、それに今後どうやってデジタルのレイヤーがかぶさってくるのかなぁ、なんてことを考えさせられる展示だった。
展示期間は2月19日まで。ご興味のある方は是非。壁画以外にもクロマニヨン人の当時の暮らしぶりとか、いろいろ見所があっておもしろかったです。
2017/01/15 新年最初の事件。
さあ、年も明けてお仕事がんばるぞーと思った矢先の出来事。夜の会議中に突然、セーターが前後逆であることに気づく。
それだけといえばそれだけのことではあるが、
【1】朝からやけに息苦しい気がしていたが、原因はこいつか。
【2】セーターが前後逆であることに一度気づいてしまったが最後、すぐにでも直したくて全く落ち着かない気持ちになるのはなぜだ。おそらくこの部屋にいる人全員、私以外は私のセーターが前後逆であることには絶対に気づいていないはずなのに、それでも恥ずかしくて妙にいたたれない感じがする。これは人類が客観性を獲得したことによる弊害か。
【3】そもそもなぜ服には前後があるのだ。前後の概念さえなければセーターの前と後ろを取り違えるなどということも発生しないのだ。体型が3Dでリッチデザインの女性であればともかく、私のように先進のフラットデザインが売りの場合は服に前後などそもそも必要ないのではないか。
などと様々な思いがかけめぐり、会議が終わって直しに行くまでソワソワしっ放しであった。
今年もこんな感じで、細かいことにどんどんとらわれて生きていこうと思う。
2017/01/07 あけましておめでとうございます。
勤めている会社は年末が期末と重なることもあり、バタバタしているうちに気がついたら年が明けていた。
で、紙で送った人にはだいたい行き渡ったと思われますので、松の内に今年の年賀状イラストをアップしておきます。マグリットの有名な絵、「透視」にかけたパロディでした。向こうは鳥。私は食い意地。そうです、「マリ」グリット、というダジャレです。(わかる人にだけ伝われ!という気持ちで描いたのに結局解説してしまうという心配性)
自分も周囲もいろいろと動き出している実感があるので、こちらの方はなかなか更新できない状態が続きそうですが、細く長く続けていきたいと思っておりますので、今年もごゆるりとお付き合い頂けますと幸いです。
お知らせ:「inspi」コラム更新!プリント管理の地味な進化
コクヨが運営する文具・雑貨・家具のニュース情報サイト、「inspi(インスピ)」のコラム記事、先月分アップされておりましたがお知らせを忘れていました。
プリント管理の地味な進化~時代が変わればノートも変わる~
学習方法の変化にあわせて進化してきたノートを紹介しております。
また、本文中でも最後に触れましたが、おおよそ1年半にわたって連載を続けてきた「文具の地味な進化」シリーズはこちらでいったん一区切りとなります。開始前は「こんな地味なネタでだいじょうぶだろうか…?」と不安なことも多々ありましたが、フタを開けてみれば思いの外多くの方に読んでいただけて、どうにかこうにか続けてくることができました。
連載の枠自体は続くことになっておりまして、わりと好きにしていいというありがたい方針を頂いております。というわけで、趣向を変えつつ文房具の話は続きますので、まずは今までのご愛読に感謝しつつ、今後ともひとつよろしくお願い申し上げます。
2016/12/07 こういうところが好きなんです。
先月のことだが、文具好きな女子数名で連れだって、泊りがけで静岡県にある「ink(インク)」という有名文房具店を訪ねる旅に出た。
全国的にその名を知られるだけあって、とにかく圧巻の品ぞろえでメンバー一同正気を失い、ここぞとばかりに財布のヒモを解放して欲望の赴くままに買い物を楽しんだわけだが、その中でも私がいちばん気に入ったのがコレ。
クツワのサイズカッター定規「31cm」タイプである。
そう、31cm。30cmじゃなくて、31cmの定規なのだ!
この時点で「うおーーーー」と思われた方、あなたは同志だ。30cm定規でA4の紙を縦に切ろうとして「足りないよ!」となった経験を共有している、という意味において。
A4の紙の長辺は、297mm。30cmの定規ではギリギリの長さだ。計ることはできるけど、カッターを使うとなるともう少し前後に余裕が欲しい。しかし、そのためだけに40cmや50cmの定規を置いておくのもなぁ。長すぎると今度は逆に短く使いたいときに取り回しが悪くなるしなぁ。と悩んでいたところへの、+1cmという提案である。
定規というのは、なんとなく10cmとか、そうじゃなくてもせめて5cmとか、キリのいい数字で作らなければならないという固定観念をぶち壊してくれたのがなかなかの衝撃だった。
たかが1cm、されど1cm。地味な違いではあるけれど、私はやっぱりこういうところを攻めてくる文房具が好きだなぁ、と再認識したのでありました。

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OKB48の握手会に行ってきた。
※大きい画像はこちら
もう1週間ほど前のことになるが、OKB48選抜総選挙の握手会に行ってきた。
改めて説明すると、OKBは「お気に入りボールペン」の略。今のボールペン界を代表する48本の中から自分の好きなペン(推しペン)に投票して、皆の筆箱のセンターを決めよう!という、まあシャレの効いたお遊びだ。
ウェブサイトからの投票も受け付けているが、遊びだからこそ本気で取り組んだ方がおもしろい。ここはやはり握手会(要するに試し書き会のこと)に足を運んで、自分の目と手で各々の違いをたしかめた上で投票につなげようと、いそいそと出かけていったわけだ。
しかも今年は、今までにない波乱(自分の中で)の予感があった。各メーカーから意欲的な新作ボールペンが多数投入され、また価格的な戦線が100円、200円のラインから1000円クラスに押し上げられる中、過去最高にメンバーの入れ替わりが激しかったのだ。その中にあって、私の推しペンは変わったのか、あるいは変わらないのか。
結論から言うと、去年のランキングから5本中3本が入れ替わりとなった。結果だけ並べると、以下のような感じ。
■去年のランキング 1位 ユニボールシグノ(三菱鉛筆) 2位 ユニボールシグノRT1(三菱鉛筆) 3位 ボールサインノック(サクラクレパス) 4位 マルチボール(パイロット) 5位 ユニボールアイ(三菱鉛筆)
■今年のランキング 1位 ユニボールシグノ307(三菱鉛筆) 2位 サラサドライ(ゼブラ) 3位 ボールサインノック(サクラクレパス) 4位 マルチボール(パイロット) 5位 リバティ(OHTO)
ここから先は、完全にオタクの世迷い言である。その上ムダに長いので物好きな人以外は読み飛ばして頂いて何の問題もない。
自他共に認める推しペンだったシグノRT1をランキングから落とすのは、本当に心が痛んだ。なにしろ、RT1が登場したときは本気で「書き味とデザインのバランスがこれほどに優れたペンは今後現れないに違いない!」と思うぐらい気に入っていたのだ。
でも、でもね。シグノ307が出たらね。セルロースナノファイバー配合でインク粘度が約50%低減されて、速く描いてもかすれやインク溜まりが生じにくい安定した筆記描線が得られるシグノ307を使ったらね。急に今までは全然気にしてなかったRT1の微妙~~~~なインク溜まりが気になって気になって仕方がなくなってね。だいぶ心が揺らいだわけです。
それでも、RT1にはまだデザインがある!307は見た目ががっちりしすぎてて個人的には好みじゃない!と踏ん張っていたのですが、「あれ…これリフィルの形状は同じじゃない…?」「307の替芯をRT1のガワに入れて使えばいいんじゃない…?」と気づいてからはあっさり307の軍門に下ってしまった。ごめんRT1。でも同じMチーム内の推し変だから許して。
もうひとつの新登場はサラサドライ。これは乾きが速いことが売りのペンだが、個人的には発色の良さが気に入っている。私は黒ペンは黒いほどいい、という価値観の持ち主なので、なんかこの粉っぽい、マットな漆黒の描線が好きなのだ。レーザープリンターで出力したつるつるのカラー面にもインクのノリと発色がいいのもポイント。OKBは黒だけだけど、校正用のペンとして仕事では赤も手放せなくなっている。ちなみにこちらは、サラサグランドの軸に入れて愛用中。だってやっぱり、カッコいい方が気分がアガるんですもの。
3位4位は変わらず。このあたりは、「メインじゃないけど特定のシーンでないと困るペン」である。ボールサインノックは細身なので、測量野帳と合わせて持つのにちょうどいい。マルチボールは、筆記面を選ばない強みがあり、他のペンではダメなんだ!という緊急事態において威力を発揮するので、出番は少ないがやっぱり外せないメンバーなのだ。
5位は自分の中ではダークホース的なポジション。
実は最近、ボールペン画を水筆で伸ばすというお絵かきにハマッている。万年筆画ではわりとよくある手法なんだけど、水性インクならボールペンでもできるじゃ?と思って試してみたらこれが意外と楽しい。今回握手会に参加したのは、この手法にマッチするペンを探すという裏テーマもあったのだ。
で、水筆を持ち込んで48本すべてで試してみたところ(上の写真はそれである)、OHTOのリバティはインクの伸び具合と絶妙な墨色が気に入ったので、出会いに敬意を表してランクインしたというわけ。
ちなみにこの水筆で伸ばす遊び、やってみてわかったのは同じ黒といっても実にさまざまな黒がある、ということ。例えばアクロボールなんかはすごく赤いし、逆にサラサドライは青い。子供のころ、理科の実験でペーパークロマトグラフィをやった人も多いと思うが、あの理屈だ。紙や水との親和性によって、インクの中に含まれる複数の色素が分離されるのだ。
だからなんだ、と言われればそれまでだけど、まあいいじゃないか。人とボールペンの数だけ、愛で方があってもいいのだから。こうやって普段何気なく使っている身近な道具にあれこれと思いをはせるのが、このような遊びの醍醐味なんである。
道のりが長すぎる。
キッチンの蛍光灯が切れかかってから、もうどれほどの時間が過ぎただろう。
最初は気づいていないフリをしていた。しかし、チラチラとついたり消えたりを繰り返す蛍光灯から受けるストレスはかなりのもの。とうとう無視できないところまできてしまって、最近では蛍光灯をつけることすらあきらめ、流しの上の小さい蛍光灯と隣の部屋からもれる明かりを頼りに、薄暗い中で料理や洗い物をしている。
いやいや、そんなことしてないで、はやく蛍光灯を替えなさいよ、と思うだろう?私もそう思う。ではなぜそうしないのかといえば理由は非常にシンプルで、ただただ面倒くさいからである。
最初は私もすぐ替えようかと思っていたんだよ。んで、家にある踏み台をよっこらしょと出してきた時点ですぐ気づいたんだけど、届かないわけ。天井に。手が。今の部屋は天井が高くて(たぶん2m40cmくらい)、対して私の身長は150cm。踏み台に乗ったところで、とうてい届くわけがない。
となると、蛍光灯を替えるというミッションは途端に難易度が跳ね上がる。タスクをブレイクダウンしてみると、まず天井に手が届く脚立を通販で買う(重いから)に始まり→脚立を受け取る→蛍光灯のカバーを外して、種類を確かめる→電器屋に行って買ってくる→蛍光灯を取り替える→ゴミ(脚立の梱包材、古い蛍光灯)を捨てる→脚立の収納場所を作る、という一連のプロセスが必要になるわけだ。
道のりが長いよ…長すぎるよ…私の身長があと30cmくらい高ければこんな苦労しなくてもすんだのに…
と、そんなことを考えてひとしきりウダウダしましたが、放っておいたところで切れた蛍光灯が復活するわけでも、私の身長が伸びるわけでもないので、意を決してAmazonで脚立をポチりました。まだまだ先は長いですが気を強く持って、最後まであきらめずにがんばりたいと思います。