"little one"
みなさん、こんにちは。
今日は、少しだけわたしの大切な思い出のお話をさせて下さい。
先日、長年連れ添った愛猫が、お空に行ってしまいました。
彼は、わたしが初めてイラストレーターとしてお仕事を頂いた時、そのご縁で、わたしのところに来てくれた子でした。
絵を描くことが報われたのと同時にやってきてくれた、わたしの大切な家族。
ずっと側にいてくれた、おひさまの匂いのする、やわらかい光のような存在でした。
いまは毎日とてもさみしいです。
10歳頃にリンパ腫が見つかり、何度か抗がん剤治療受けて、最初の内は、寛解期間も長く、何年も穏やかに過ごせていました。
ですが、初めて治療を開始する際に言われていた通り、段々と薬が効かなくなっていき、寛解期間も短くなり、最終的には、体力的にも治療を継続することが難しくなってしまいました。
緩和ケアに切り替えてからは、いま思うと、ずっとうっすらと絶望していたのかもしれません。
でも、こんな言い方をするのは変かもしれませんが、そばにいられる時間がとても幸せで、介護をする毎日も、自然と笑顔になれるような時間でした。
いままでたくさん、幸せな時間を与えてくれた存在なのですから、当然のことですよね。
お世話ができることが、こんなにも幸せだったなんて。
ああ……さみしいです。
虹の橋を渡ってしまった後、どうしても、いなくなってしまうことが受け入れられず……。最後のお別れに進むのが怖くてしかたありませんでした。
もっとできることがあったのではないかと、罪悪感でいっぱいになり、リンパ腫について調べていたとき、同じ病気で闘病している猫さんのブログをみつけました。
そこで、「早く、憎きリンパ腫と切り離してあげたい」という言葉に出会い、やっとあの子のために前に進もうと思うことができました。
病気がなくなった体で、虹の橋の麓で、お友達をたくさん作ってね。 いっぱい遊んで、ごはんもいっぱい食べて、お水もいっぱい飲んで、幸せに過ごしてね。 お姉ちゃんも、すぐ行くからね。待っててね。
葬儀の最中は、そんなことばかり考えていて、涙は出てきませんでした。 ただ、リンパ腫という病気を早くなくしてあげたかった。
そしていま、時間が経つほどに、おもちゃをくわえて「遊ぼう」と来てくれた姿や、何気ない日々のすべてが、鮮明に蘇り、愛おしくてたまらなくなっています。
また会いたくて、抱きしめたくて、恋しくて仕方がありません。
まだまだ寂しさは消えませんが、あの子がくれた幸せな時間を胸に、少しづつ前に進んでいけたらと思っています。
ゆっくりとですが、絵のお仕事にも向き合っていこうと思います。
skebやご依頼も受け付けておりますので、もしお手伝いができることがございましたら、よろしくお願いいたします。
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弦ちゃん。
こんな何もなかったわたしに、生きる意味を与えてくれて、ありがとう……。









