kikimimi_26_8
ホットケーキとメロンクリームソーダ ⑻
陽介は半分くらい拗ねていた。風香はそんな陽介の態度を待っていたかのように言う。
「陽介さん、怒っているかしら?甘いのに甘いのを食べさせて、と」
「わかっているなら…」
「おっと」
風香は陽介を宥めた。
「目の前の物には囚われない…貴女が自分の性を無性というから少し悪戯してみたよ、結果、貴女は女性的だよ」
「女性的?」
「ええ、ホットケーキとメロンクリームソーダ を出して食べたことが証拠。男性的ならホットケーキにはソースは少ないし」
「一理はあるが全てではない、私は無性…生殖器官は女性だが本来ならいらないものだ」
「そうね、口直しは?」
「…ブラックで」
「わかりました」
















