ChromeもSafariも開くな。Claude Codeだけで作業の9割を終わらせる神ツール10選
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配信システムの管理画面に、最後にログインしたのがいつか思い出せません。
WordPressの投稿画面も、会計ソフトの明細画面も、Zoomの録画一覧も同じです。
「8日の14時に面談入ったから、受付閉めといて」「昨日の面談、処理しといて」「この記事、下書きで入れといて」
予約の受付停止も、会員サイトへのレッスン追加も、経理の仕分けも、録画のダウンロードも。画面を一度も見ずに済むようになりました。
会計ソフト。Zoom。Notion。Googleドライブ。WordPress。YouTube。NotebookLM。配信システム(UTAGE)。Codex。OpenAI。
この10個を繋いだ結果、僕が手でやっていた作業が、まるごと消えました。
今日は、その10個が何なのか。そしてどうやって繋いだのかを、設定ファイルの中身まで全部出します。
ストップウォッチを持って作業していたわけじゃないので、「月47時間浮きました」みたいな数字は、僕には出せません。出したら、それは嘘になります。
たとえば、顧問生との個別面談が1本終わったあと。僕は以前こうしていました。
Zoomにログインする。録画一覧から探す。ダウンロードする。文字起こしをダウンロードする。読み返す。議事録に整形する。質問と回答を抜き出す。QA集に追記する。NotebookLMを開いてソースを差し替える。スプレッドシートの面談回数を1つ増やす。Notionのカルテページを開いて貼る。Googleドライブの個人フォルダに録画をアップする。
タイトルに「作業の9割」と書きました。盛っていないか、自分で先にツッコんでおきます。
ログインする。探す。ダウンロードする。コピーする。貼る。転記する。保存する。反映を確認する。
面談で話すこと。何を書くか決めること。出す前に読み返すこと。公開ボタンを押すこと。
ここは全部、僕の手元に残っています。というより、残しています。
だから正確に言うと、消えたのは「画面を開いて、手で運んでいた作業」の9割です。仕事そのものが9割減ったわけではありません。
でも、この「運ぶ作業」が、1日のうちどれだけを食っていたか。それは、この先の10個を読めば分かってもらえると思います。
スライド作りです。1本3時間かかっていたものが、30分になりました。週1本作る人なら、年間130時間。これだけは実測なので、記事の最後にもう一度出します。
この繋ぎ方には、名前が付いています。APIとMCPです。
固い言葉が出てきましたが、身構えなくて大丈夫です。中身はどちらも単純な話で、違いさえ分かれば、あとは全部その応用になります。
ここを飛ばすと、この先が全部ぼやけます。30秒で押さえます。
API(アプリの外部受付口)というのは、そのサービスが公式に用意している注文口です。
レストランにたとえます。あなたは厨房に入れません。でも、カウンターに行って「唐揚げ定食ひとつ」と言えば、出てきます。カウンターがAPIです。
freeeなら「今月のカード取引を全部ください」。Zoomなら「8月3日の録画をください」。WordPressなら「この記事を下書きで入れておいて」。
決められた言い方で頼めば、決められた形で返ってくる。それだけの仕組みです。
問題は、この注文口が、サービスごとに全部バラバラだということ。
freeeの頼み方とZoomの頼み方は違います。認証のやり方も違う。返ってくるデータの形も違う。だから10個繋ごうとすると、10通りの方言を覚える必要がありました。
MCP(AIと外部サービスをつなぐ共通規格)は、2024年11月25日にAnthropicが発表したオープン規格です。
昔のスマホやパソコンの充電ケーブルを思い出してください。メーカーごとに端子が違って、機種を変えるたびにケーブルを買い直していました。今はUSB-Cで、だいたい挿さります。
MCPがやったのは、それです。「AIから外部サービスを呼ぶときの挿し口」を統一しました。
そして重要なのが、これがAnthropicだけのものではなくなったこと。
発表後、OpenAIもGoogle DeepMindも採用しました。さらに2025年12月、AnthropicはMCPをLinux Foundation傘下の「Agentic AI Foundation」に寄贈しています。
つまりMCPは、もう一社の独自仕様ではありません。業界の共通規格になりました。
長く説明しましたが、実務で必要な判断はこれだけです。
MCPサーバーが既にあるなら、MCP。なければ、API。
MCPは「誰かが作ってくれた完成品の挿し口」です。あるなら使う。設定ファイルに数行書くだけで終わります。
ないなら、自分でAPIを叩くスクリプトを書く。こっちは手間がかかりますが、細かい制御ができるのが利点です。
「繋ぐ」と言われると難しく聞こえますが、やることは3つのうちどれかです。
一番かんたんです。Claudeの設定画面に「コネクタ」の一覧があり、繋ぎたいサービスの横のボタンを押す。ログイン画面が出るので許可する。終わりです。
Notion、Googleドライブ、Gmail、カレンダーあたりはこれで繋がります。この記事の10個のうち2つは、この方法です。
公式コネクタに無いMCPサーバーは、設定ファイルに直接書きます。
Claude Codeなら、プロジェクトのフォルダ直下に .mcp.json というファイルを作って、こう書くだけです。
"url": "https://api.utage-system.com/mcp"
僕の環境で配信システム(UTAGE)が繋がっている実物が、まさにこの4行です。次にClaude Codeを起動すると、ログイン画面が出て、許可すれば使えるようになります。
パソコンの中で動くタイプのMCPサーバーなら、url の代わりに command と args を書きます。
"args": ["/パス/build/index.js"]
Codex CLIを使っている人は ~/.codex/config.toml に、書式は違いますが同じ内容を書きます。
ルート3:自前スクリプト+.env(所要30分〜)
MCPサーバーが無いサービスは、APIを直接叩きます。
そのサービスの管理画面で鍵を発行する(Client ID / Secret / アプリパスワード など)
その鍵を .env というファイルに書いて、スクリプトから読む
AIに「APIキーはこれです」と貼りたくなる場面が必ず来ます。やめてください。
正しいやり方は、.env というファイルに自分の手で書いて、AIには「.env から読んで」とだけ言うことです。AIは値を見ずに使えます。
僕は自分の環境で、AIが .env を開けないよう設定でブロックしています。それでも全部動きます。鍵を見せる必要は、最初から無いんです。
これを軽く見た人だけが、あとで鍵を作り直すハメになります。
① Notion — 顧客カルテを、AIが自分で書きに行く
Notionのデータベースにページを作る、中身を書き足す、検索する。全部AIができるようになります。
公式コネクタです。Claudeの設定 → コネクタ → Notion → 接続。ログインして、AIに触らせたいページを選ぶだけ。5クリックで終わります。
AI顧問の「顧問生カルテ」というデータベースを作って、15名分のページを置いています。
面談が終わったら、AIが該当する人のページを開いて、議事録と整形した文字起こしの全文を追記します。僕はNotionを開きません。
Notionを開く → 該当者を探す → ページを開く → 議事録を貼る → 文字起こしを整形して貼る → 日付を直す。6工程がゼロ。
顧客が増えるほど効きます。15人ぶんの記録を手で書いていたら、面談より記録のほうが長くなります。
② Googleドライブ — 「あの資料」でファイルが出てくる
ドライブ内のファイルを検索する、中身を読む、新しく作る、フォルダを整理する。
これも公式コネクタ。Notionと同じ手順です。5クリック。
顧問生ごとの個人フォルダを作って、面談の録画と資料を入れています。AIが自分でフォルダを作り、録画をアップし、必要なときに探して読みます。
地味ですが、効くのは「探す時間」が消えることです。「先月の面談で使った資料」と言えば出てきます。フォルダ名を覚えている必要がありません。
ドライブを開く → フォルダ階層をたどる → 該当フォルダを探す → アップロードする → 共有設定を直す。5工程がゼロ。
ただし、正直に書いておきます。この連携には落とし穴が1つあります。
コネクタで作ったファイルは、別の仕組み(Google Apps Script経由の自動化など)から開けないことがあります。Googleアカウントの権限が別物として扱われるためです。僕はこれで半日溶かしました。
対策はシンプルで、自動化に使うファイルは自分のブラウザで作る。それだけです。
③ 配信システム(UTAGE) — 10個で一番、時間を返してくれた
LINEの配信予約。メルマガの配信予約。LP・ファネルページの作成。会員サイトへのレッスン追加。個別面談の日程調整(受付の停止・臨時オープン)。イベントの予約管理。動画・音声のアップロード。配信結果の統計取得。
ルート2です。.mcp.json に4行書くだけ。
"url": "https://api.utage-system.com/mcp"
起動するとログイン画面が出るので、許可する。それで終わりです。
以前は、面談が1本入るたびに管理画面にログインして、カレンダーを開いて、該当日を探して、受付を止めて、前後30分の確保時間も考えて、保存していました。
「8日の14時に面談入ったから閉めといて。前後30分も確保で」
配信も同じです。「この本文で今日18時に予約して」で終わります。
ログイン → メニューを探す → 該当カレンダーを開く → 日付を探す → 時間枠を選ぶ → 前後の確保時間を計算する → 保存する → 反映を確認する。8工程が、声かけ1回。
④ NotebookLM — 自分の分身に、質問を肩代わりさせる
NotebookLM(自分の資料だけで答えるAI)に、資料を追加する、質問する、音声やスライドを作らせる。それをAIから操作できます。
これは非公式のMCPサーバーです。専用ツールを入れてGoogleにログインし、あとは .mcp.json に登録するだけ。公式コネクタは無いので、ルート2になります。
顧問生との個別面談24本を文字起こしして、そこから質問と回答を抜き出して、341問のQA集にしました。それをNotebookLMに丸ごと入れています。
顧問生から同じ質問が来たとき、僕は答えを考えていません。過去に僕自身が答えた341問の中から、AIが探して答えます。
しかも面談が1本増えるたびに、QA集も増える。答えられる範囲が勝手に広がっていきます。
質問を読む → 過去に似た質問がなかったか思い出す → 議事録を探す → 該当箇所を読み返す → 答えを組み立てる → 返信する。6工程が、ほぼゼロ。
これは1回繋いで終わりの話ではありません。使うほど強くなるタイプの連携です。
Claude CodeからCodex(OpenAIの開発エージェント)を呼び出せます。AIがAIに仕事を投げる、という形です。
MCPサーバーとして登録します。Codex側の config.toml にも、逆向きの設定を書けます。
Codexには画像生成の機能が入っています。そしてこれは、Codexのサブスクリプションの範囲内で動きます。
つまり、月額を払っていれば、画像を何枚作っても追加課金がゼロ。
僕はスライドも、記事のアイキャッチも、LPの画像も、全部これで作っています。複数枚必要なときは、Codexを複数同時に呼びます。並列で走るので速いです。
外注先に連絡する → 要件を伝える → 見積もりを待つ → 初稿を待つ → 修正を伝える → 再稿を待つ → 受け取る → 支払う。8工程が、指示1回。
外注費は、月10万円ほど払っていました。それが、ほぼゼロになりました。
ただし正直に書きます。一発では出ません。「いい感じの画像作って」では絶対に来ません。ここは最後の章に繋がる話です。
ここからは、MCPサーバーが用意されていないので、自分で注文口を叩いています。
難しそうに見えますが、やることはどれも「鍵を発行して、.env に書く」だけです。スクリプト自体はAIが書きます。
⑥ Zoom — 面談の後処理が、12工程からゼロになった
クラウド録画の一覧取得、録画ファイル(MP4)のダウンロード、文字起こし(VTT)のダウンロード。
Zoom App Marketplaceで「Server-to-Server OAuth」というタイプのアプリを作ります。
Zoom App Marketplace → Develop → Build App
「Server-to-Server OAuth」を選んで作成
Account ID / Client ID / Client Secret の3つが発行される
スコープ(許可する操作)を追加する。録画を取るなら cloud_recording:read:list_user_recordings:admin
「Server-to-Server」を選ぶのがコツです。普通のOAuthアプリだと、実行のたびにブラウザでログインが必要になります。Server-to-Serverなら、自分専用の裏口として、無人で動きます。
日付と相手を言うと、録画と文字起こしを取ってきて、議事録に整形して、QA集に振り分けて、NotebookLMを更新して、スプレッドシートの面談回数を増やして、Notionのカルテに貼って、ドライブに録画を格納するところまで、一息で終わります。
しかもZoomのクラウド録画は、保存期間を過ぎると消えます。手作業だと「あとでやろう」で消えるんです。自動化は、消える前に拾ってくれます。
⑦ WordPress — ブログ入稿という作業が消える
記事の下書き投稿、更新、画像のアップロード、アイキャッチの設定。
これが10個の中で一番かんたんです。開発者登録も、アプリ作成もいりません。
WordPress 5.6以降には「アプリケーションパスワード」という仕組みが標準で入っています。
WordPressの管理画面 → ユーザー → プロフィール
一番下までスクロールして「アプリケーションパスワード」
表示された文字列をコピー(この画面を閉じると二度と見られません)
1つ注意点があります。サイトがHTTPSである必要があります。この仕組みはBasic認証という方式を使うので、暗号化されていない通信だと使えません。
記事のHTMLを作らせて、そのまま下書きとして投稿します。画像も一緒に上げて、アイキャッチまで設定させます。
僕は管理画面を開きません。開くのは、公開ボタンを押すときだけです。
管理画面にログイン → 新規投稿 → HTMLを貼る → 崩れを直す → 画像を1枚ずつアップ → アイキャッチを設定 → カテゴリとタグを付ける → 下書き保存。8工程が1コマンド。
公開だけは手元に残しています。全自動にはしません。出す前に自分の目で読む工程は、消してはいけない工程だと思っています。
⑧ YouTube — リサーチと投稿の両方を任せる
キーワードや対象チャンネルで動画を検索して再生数を取る(リサーチ)。動画をアップロードする(投稿)。
Google Cloud Consoleでプロジェクトを作り、「YouTube Data API v3」を有効にします。そこから先は、用途で2つに分かれます。
検索だけなら、APIキーを1本発行して .env に書く。これで動きます
アップロードするなら、OAuth 2.0のクライアント(デスクトップアプリ)を作って client_secret.json をダウンロード。初回だけブラウザでログインすると token.json が作られ、2回目以降は自動です
YouTube Data APIには、1日の使用量に上限があります。標準で1日10,000ユニット。
そして検索は、1回で100ユニットを消費します。つまり単純計算で、検索は1日100回まで。
これ、知らずに走らせるとリサーチの途中で止まります。僕は止めました。
なお動画のアップロードは、2025年12月の変更で消費が大幅に下がり、2026年6月以降は検索とは別枠(1日100回程度)で管理されるようになっています。
朝のリサーチで、監視しているチャンネルとキーワードから動画を集めて、再生数と一緒にスプレッドシートに書き出します。起きたら結果が溜まっています。
YouTubeを開く → キーワードを打つ → 期間で絞る → 1本ずつ再生数を見る → メモする → 並べ替える → スプレッドシートに転記する。7工程が、寝ている間に。
⑨ freee — 経理という仕事が、31本のスクリプトになった
取引の取得、勘定科目の割り当て、仕訳の登録、家事按分、口座の残高照合。会計ソフトでやることは、だいたいできます。
freeeのアプリストアにある「開発者向けアプリ一覧」からOAuth2アプリを作ります。
アプリを新規作成 → Client ID と Client Secret が発行される
コールバックURLを設定する。自分だけで使うなら urn:ietf:wg:oauth:2.0:oob を指定すると、ブラウザに認可コードが表示される方式になります
その認可コードを一度だけ貼って、アクセストークンと交換する
ここに落とし穴があります。認可コードの有効期限は10分です。表示されたまま放置すると失効します。慌てず、すぐ交換してください。
トークンは期限が来るので、更新用のスクリプトも一緒に作っておきます。
正直、ここが一番エグいです。スクリプトが31本あります。
カードの取引を取ってくる。内容から勘定科目を判定する。自動で登録する。家事按分をかける。銀行の入金が売上と対応しているか照合する。登録漏れがないか健全性チェックをかける。
自動登録のルールが27個動いていて、一度覚えさせたパターンは二度と手で分類しません。
明細を開く → 1件ずつ内容を読む → 勘定科目を選ぶ → 摘要を書く → 按分率を計算する → 登録する →(これを取引の数だけ繰り返す)。
取引1件あたり6工程 × 件数ぶんが、ほぼゼロです。
確定申告の時期に3日溶かすのが当たり前でした。あの3日が、返ってきました。
正直に書くと、まだ全部は終わっていません。銀行の売上は入金の消し込み判定が要るので個別に見ていますし、一部のカードの仕分けも残っています。「完全自動」とは言いません。それでも、手作業に戻る気にはなりません。
⑩ OpenAI API — 画像生成が「並列」になる
OpenAIの画像生成モデル(gpt-image-2)を直接呼んで、画像を作らせます。
OpenAIのダッシュボードでAPIキーを1本発行する
以上です。OAuthも、アプリ登録も、スコープ設定もありません。
⑤で「画像生成はCodex経由(サブスク内・追加課金ゼロ)が基本」と書きました。これは今も変わりません。
APIで叩くと、画像生成を並列で回せます。僕のスクリプトは5枚同時に投げる設定にしてあります。20枚のスライドなら、1枚ずつ待つのと比べて、体感がまるで違います。
しかも全自動です。生成 → リサイズ → PDF化まで、止まりません。
10個のうち、従量課金が発生するのはこれだけです。他の9個は、繋ぐこと自体にお金はかかりません。
2026年8月時点、gpt-image-2でスライド比率(1536×1024)を作ると、1枚あたりの目安はこうです。
僕は一度、確認せずにAPIを直接叩いて、想定より課金が走ったことがあります。1枚6円は安い。でも、試行錯誤で100枚作れば600円。それを毎日やれば月2万円です。サブスクで済んだはずの金額です。
普段はCodex(サブスク内・0円)。速さと量が必要なときだけ、API。
繋いでおくけれど、常用はしない。選択肢として持っておくのが正解です。
画像を1枚作る → 待つ → 保存する → サイズを直す → 次の1枚を作る →(枚数ぶん繰り返す)→ 全部をPDFにまとめる。
ここまで読んで、不安になった人がいると思います。先に潰しておきます。
しません。使うときだけ読み込まれる仕組みになっているので、繋いだ数が増えても普段の動作は重くなりません。
ただし、似た名前のものを増やすと、AIがどっちを使うか迷います。これは実際に起きます。
対策は、繋いだものに自分だけの呼び名を付けることです。僕は「スプシ名前帳」というファイルを作って、「売上ログ」「KPI管理」のような名前とファイルの対応表を書いています。名前で呼べば、迷いません。
かかるのは⑩のOpenAI APIだけ。他は、すでに払っているサービスの利用料の範囲内です。
APIキーはチャットに貼らない。.env に自分の手で書く
権限は必要な分だけ。Zoomなら「録画を読む」だけ。削除権限は渡さない
消す操作は自動化しない。僕は、ファイルやデータを削除する自動化を1つも作っていません
読む・作る・書き足す。ここまでが自動化していい範囲です。消すは、人がやる。
僕も最初は動きませんでした。認証で弾かれる。権限が足りない。パスが違う。
でも、繋ぐ作業でいいのは、エラーメッセージをそのままAIに貼れば、だいたい直ることです。文章を書く仕事と違って、答えが1つに決まっているので、AIが強い領域なんです。
Notion — 顧客カルテを自分で書きに行く(公式コネクタ・5クリック)
Googleドライブ — 「あの資料」でファイルが出る(公式コネクタ・5クリック)
配信システム(UTAGE) — 配信・LP・日程調整が声かけ1回に(.mcp.json に4行)
NotebookLM — 341問のQA集が、質問に代わりに答える
Zoom — 面談の後処理12工程がゼロ(Server-to-Server OAuth)
WordPress — ブログ入稿が消える(アプリケーションパスワード・一番かんたん)
YouTube — リサーチが寝ている間に終わる(1日100検索の上限に注意)
freee — 経理がスクリプト31本になった(認可コードは10分で失効)
OpenAI API — 画像生成が並列に。ただし唯一の従量課金
ここまで10個を書いてきましたが、全部同じことを言っています。
AIを賢くしようとするな。AIの手が届く範囲を、広げろ。
プロンプトを磨くのは、AIの「頭」を良くしようとする努力です。それも大事です。でも、どれだけ賢くしても、手が届かない場所の仕事はできません。
Zoomの録画は、Zoomの中にあります。取引明細は、freeeの中にあります。顧客の記録は、Notionの中にあります。
AIがどれだけ賢くても、そこに手が伸びていなければ、あなたが手で運ぶしかない。
タイトルに「ChromeもSafariも開くな」と書きました。最後に、正確に言い直しておきます。
調べ物では、今もブラウザを開きます。記事を読むときも、動画を見るときも開きます。
開かなくなったのは、運ぶために開いていた画面です。
ログインして、探して、ダウンロードして、コピーして、貼って、保存する。そのためだけにブラウザを開く回数が、ゼロに近づきました。
そして繋いだものは、減りません。増えるだけです。1個繋ぐと、他の9個と組み合わさって、できることが掛け算で増えていく。僕はこれを「接続の複利」と呼んでいます。
Zoomだけ繋いでも、録画が落ちてくるだけです。でもZoomとNotebookLMとNotionとドライブが繋がった瞬間、「面談を処理しといて」の一言が成立しました。単体では出なかった価値です。
⑦のWordPressか、②のGoogleドライブです。
ドライブは公式コネクタなので5クリック。WordPressはアプリケーションパスワードを発行して .env に3行書くだけ。どちらも15分あれば終わります。
いきなりfreeeに行かないでください。あれは9番目でいいんです。
1個繋いで「あ、繋がった」を体験してください。そこから先は、勝手に増えます。
今日の記事で、10個目にOpenAI APIを書きました。画像生成を並列で回せる、全自動で最速のルートです。ただし唯一、従量課金がかかる。
そして⑤のCodexでは、サブスクの範囲内なら追加課金ゼロで画像が作れると書きました。
答えは「どっちも使う」です。そして、その使い分けを最初から仕組みに組み込んであるのが、僕が今出している『スライド自動生成スキル』です。
テーマか台本を一言渡すだけで、構成 → デザイン → 画像生成 → 検品 → PDFまで一気通貫
レイアウト50種 × デザインプリセット50種 × 雰囲気モディファイア100種以上。組み合わせは25万通り超
生成ルートは3つ。ChatGPTに貼るだけ/Codexで全自動(サブスク内・0円)/APIで一気に並列生成(最速)
週1本スライドを作る人が取り戻せるのは、年間130時間
この記事の冒頭で、「ちゃんと測った数字が1つだけある」と書きました。それがこれです。1本3時間かかっていたスライドが、30分になりました。差は2時間30分。週1本×52本で、年間130時間です。
8月7日(金)23:59を過ぎたら、1,480円に上げます。
https://brain-market.com/u/masakiiii/a/b5UTO3UjMgoTZsNWa0JXY
向いていない人も、販売ページに正直に書いています。読んでから決めてください。
必要なのは、技術じゃありません。AIを迷わせない工夫だけです。
そして今日の記事で言えば、AIの手が届く場所を、増やすことだけです。
手で運ぶ作業で消耗するの、今日で終わりにしませんか。
Anthropic「Introducing the Model Context Protocol」(2024年11月25日発表)
Anthropic「Donating the Model Context Protocol and establishing the Agentic AI Foundation」(2025年12月・Linux Foundation傘下へ寄贈)
Zoom Developer Docs「Create a Server-to-Server OAuth app」(Internal Apps)
freee Developers Community「アプリケーションを作成する」/freeeヘルプセンター「OAuth2.0 APIクライアントを設定する」
Google for Developers「YouTube Data API Overview」(クォータ:1日10,000ユニット/search.list = 100ユニット)
WordPress 5.6以降「アプリケーションパスワード」(ユーザー → プロフィール/HTTPS必須)
OpenAI 画像生成API(gpt-image-2)の価格帯まとめ(2026年8月時点)
※工程数は、僕が実際に手でやっていた作業を数えたものです。所要時間は測定していないため記載していません。スライドの「3時間 → 30分・年間130時間」のみ実測値です。
※API利用料は、プラン・モデル・時期によって変わります。請求額はOpenAIの明細が正です。
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