旧東ドイツでは、「自分たちは政府から顧みられず、取り残されている」と感じる市民が増えている。このため彼らは「世直し」の希望をAfDに賭けているのだ。 ザルハイザーは、「ドイツ統一後の変化だけではなく、15年のシリア難民の流入、20年のコロナ禍、22年のウクライナ戦争とエネルギー危機など過去になかった様々な出来事が住民たちを不安に陥れた。多くの人々が、続発する地政学的な変化についていけなくなっている」と語る。 彼によると、多くの旧東ドイツ人たちは、「自分たちはドイツの中で二級市民つまり旧西ドイツ人に比べて劣った存在」と感じている。彼らは、連邦政府が外国からの難民を優先的に支援し、旧東ドイツ人の支援は二の次にされていると感じている。 つまり、国による支援を待つ人々の列の中で、旧東ドイツ人たちは「自分たちは外国人に比べて後ろの方に並ばされている」と感じているというのだ。「難民は我々よりも優遇されている」という社会的妬み(Sozialneid)の感情は、AfDにとって追い風となる。
ドイツで極右政党AfDの躍進止まらず、世論調査トップに!ナチスの犯罪を学び、「過去との対決」を進めてきた国で何が起きているのか? Wedge ONLINE(ウェッジ・オンライン)











